シグナル 歌詞 斉藤和義 ふりがな付

あなたのことを 忘わすれていくよ 好すきだったことさえも
話はなししたことも 手ての温ぬくもりも もう全部ぜんぶ忘わすれちゃったよ
澄すみきった空そらが 広ひろがっているよ 散ちらかった部屋へやの向むこう
人混ひとごみの中なか 紛まぎれに行いくよ 重おもたいドアを開あけて

この街まちは形かたちを変かえていく 取とり壊こわされてく思おもい出での景色けしき
風かぜが吹ふく 雲くもは流ながれていく もう二に度どと戻もどれない そんな事ことくらいわかってるよ

いつかどこかで きっとどこかで また会あえたとしたら
何なにも言いわずに 少すこし目めを伏ふせて すれ違ちがうだけ
その時とき本当ほんとうの 夢ゆめの終おわり知しるんだ

心こころの声こえに 耳みみを塞ふさいで 立たち尽つくす交差点こうさてん
信号しんごうが青あおに 進すすめと言いうよ 赤あかのままでいいのに

今いまあなたは 何なにを感かんじている 想おもい出ですべて消けし去さったのかな
風かぜが吹ふく 雲くもは流ながれていく 星空ほしぞらにベールかけ ウエディングドレスで踊おどらせたり

いつかどこかで きっとどこかで また会あえたとしたら
何なにも言いわずに 少すこし笑わらって すれ違ちがうだけ
その時とき信号しんごうが 黄色きいろのまま止とまった

いつかどこかで きっとどこかで また会あえたとしても
何なにも言いわずに 少すこし目めを伏ふせて すれ違ちがうだけ
絡からめた指ゆびも 濡ぬれた唇くちびるも あんなに泣ないたことも
忘わすれていくよ それでいいんだろう それしかないんだろう
その時とき信号しんごうが また青あおに変かわった