居眠り 歌詞 GRAPEVINE ふりがな付

思おもい知しるのは人波ひとなみの中なか
ありとあらゆる脆もろさ
笑わらう子こどもと妻つまの顔かおを見みていた
けれど

そこで目めが覚さめて醒さめて
涙なみだ拭ふいて忘わすれて
伸のびをして次つぎで降おりて
かなしい顔かお 封印ふういんしたら駅えきを出でて
家いえまで歩あるこう

意地いじを張はるのは 思おもい詰つめるのは
よくある話はなしと思おもいたい
泣なく子こどもと居いない夫おっとの声こえを
聞きいた

そこで目めが覚さめて醒さめて
この手て 責せめてもしょうがない
営いとなみは繰くり返かえされて
やさしい顔かお 用意よういしたら買かい物ものへ

誰だれがそれを誰だれもそれを
わかっていながら見送みおくるだけで
心こころ撫なでた風かぜは光ひかりはいつも
ずっと変かわらずそこにあって

思おもい知しるのは
思おもい詰つめるのは
よくある話はなしじゃないのかい
その全すべてを微笑ほほえみに変かえてみた

居眠いねむりは覚さめて醒さめて
また前まえを見みて歩あるき出だす
営いとなみは繰くり返かえされて
やさしい風かぜ 通とおり過すぎて行いけば
歩あるいて家いえまで
微笑ほほえみは