涼風すずかぜ 風鈴ふうりん叩たたく小陰こかげ
水みずやり 庭先にわさきのルリマツリ
悲かなしいものには目めもやれずに生いきていたい
姑息こそくな藍あい
夏祭なつまつり かき氷ごおり 横並よこならび
線香花火せんこうはなび 儚はかない季節きせつの終おわり
ふっと吹ふけば消きえる蝋燭ろうそくみたい
姑息こそくな愛あい
君きみが光ひかったら終おわりさ
不安ふあんなんかになりやがるんだ
綺麗きれいに光ひかってしまえばどこかへ行いってしまうよ
そんな気きがしてならないんだ
夏なつが光ひかったら終おわりさ
思おもい出でなんかに成なり下さがるんだ
今いま以上いじょうに綺麗きれいな場所ばしょなんてなくていいって言いって君きみは笑わらった
「私わたしも」
レンタカー 高速こうそく 海浜かいひん幕張まくはり
夜よるの街まち 小回こまわり効きかない車くるまと
どうでもいいほど大切たいせつな夏なつはとっくに思おもい出でに成なり下さがっては
私わたしを泣なかせた
君きみがいないなら終おわりさ
当あたり前まえのことが難むずかしいんだ
消きえない言葉ことばの中なかに住すみついた切せつなさを拭ぬぐった
涙なみだが光ひかったら終おわりさ
昔むかしのようには戻もどれないまんま
これ以上いじょうの不幸ふしあわせはあなたには似合にあわないって言いって君きみも泣ないてた
「私わたしは・・・」
涼風suzukaze 風鈴fuurin叩tataくku小陰kokage
水mizuやりyari 庭先niwasakiのnoルリマツリrurimatsuri
悲kanaしいものにはshiimononiha目meもやれずにmoyarezuni生iきていたいkiteitai
姑息kosokuなna藍ai
夏祭natsumatsuりri かきkaki氷goori 横並yokonaraびbi
線香花火senkouhanabi 儚hakanaいi季節kisetsuのno終oわりwari
ふっとfutto吹fuけばkeba消kiえるeru蝋燭rousokuみたいmitai
姑息kosokuなna愛ai
君kimiがga光hikaったらttara終oわりさwarisa
不安fuanなんかになりやがるんだnankaninariyagarunda
綺麗kireiにni光hikaってしまえばどこかへtteshimaebadokokahe行iってしまうよtteshimauyo
そんなsonna気kiがしてならないんだgashitenaranainda
夏natsuがga光hikaったらttara終oわりさwarisa
思omoいi出deなんかにnankani成naりri下saがるんだgarunda
今ima以上ijouにni綺麗kireiなna場所basyoなんてなくていいってnantenakuteiitte言iってtte君kimiはha笑waraったtta
「私watashiもmo」
レンタカrentakaー 高速kousoku 海浜kaihin幕張makuhari
夜yoruのno街machi 小回komawaりri効kiかないkanai車kurumaとto
どうでもいいほどdoudemoiihodo大切taisetsuなna夏natsuはとっくにhatokkuni思omoいi出deにni成naりri下saがってはgatteha
私watashiをwo泣naかせたkaseta
君kimiがいないならgainainara終oわりさwarisa
当aたりtari前maeのことがnokotoga難muzukaしいんだshiinda
消kiえないenai言葉kotobaのno中nakaにni住suみついたmitsuita切setsuなさをnasawo拭nuguったtta
涙namidaがga光hikaったらttara終oわりさwarisa
昔mukashiのようにはnoyouniha戻modoれないまんまrenaimanma
これkore以上ijouのno不幸fushiawaせはあなたにはsehaanataniha似合niaわないってwanaitte言iってtte君kimiもmo泣naいてたiteta
「私watashiはha・・・」