それは心こころの 途中とちゅうに刺ささったまんま
ぼく以外いがいの人ひとは誰だれも
覚おぼえてもいないでしょう
そんなくたびれた 雑巾ぞうきん色いろした記憶きおく
いっそ 100均きんのキッチンナイフで
削そぎ落おとしてほしい
あの時とき ぼくには許ゆるせなかったけど
もういいよ 消けせはしないけれど
明日あしたが 少すこしでも前まえを向むけるように
生いきたいんだ ただそれだけなんだ
やがて夕闇ゆうやみが 街まちを飲のみ込こんだあと
長ながい長ながい夜よるがのしかかり
ぼくを苦くるしめる
でもきっと ぼくより苦くるしい君きみがいて
傷付きずついた腕うでから血ちも
流ながれないんだろう
明日あしたという日ひが 光ひかりに満みちてさ
平等びょうどうに 降ふり注そそいで欲ほしい
ぼくにも君きみにも 父とうさんや母かあさんにも
平等びょうどうに ただそれだけでいい
あの時とき ぼくには許ゆるせなかったけど
もういいよ もういいんだってば
明日あしたは いや明日あしたこそ 前まえを向むけるように
生いきたいんだ ただそれだけなんだ
それはsoreha心kokoroのno 途中tochuuにni刺saさったまんまsattamanma
ぼくboku以外igaiのno人hitoはha誰dareもmo
覚oboえてもいないでしょうetemoinaidesyou
そんなくたびれたsonnakutabireta 雑巾zoukin色iroしたshita記憶kioku
いっそisso 100均kinのnoキッチンナイフkitchinnaifuでde
削soぎgi落oとしてほしいtoshitehoshii
あのano時toki ぼくにはbokuniha許yuruせなかったけどsenakattakedo
もういいよmouiiyo 消keせはしないけれどsehashinaikeredo
明日ashitaがga 少sukoしでもshidemo前maeをwo向muけるようにkeruyouni
生iきたいんだkitainda ただそれだけなんだtadasoredakenanda
やがてyagate夕闇yuuyamiがga 街machiをwo飲noみmi込koんだあとndaato
長nagaいi長nagaいi夜yoruがのしかかりganoshikakari
ぼくをbokuwo苦kuruしめるshimeru
でもきっとdemokitto ぼくよりbokuyori苦kuruしいshii君kimiがいてgaite
傷付kizutsuいたita腕udeからkara血chiもmo
流nagaれないんだろうrenaindarou
明日ashitaというtoiu日hiがga 光hikariにni満miちてさchitesa
平等byoudouにni 降fuりri注sosoいでide欲hoしいshii
ぼくにもbokunimo君kimiにもnimo 父touさんやsanya母kaaさんにもsannimo
平等byoudouにni ただそれだけでいいtadasoredakedeii
あのano時toki ぼくにはbokuniha許yuruせなかったけどsenakattakedo
もういいよmouiiyo もういいんだってばmouiindatteba
明日ashitaはha いやiya明日ashitaこそkoso 前maeをwo向muけるようにkeruyouni
生iきたいんだkitainda ただそれだけなんだtadasoredakenanda