よみ:おぼろづき。きみよ、こよいもいきのびろ。
朧月。君よ、今宵も生き延びろ。 歌詞
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竹原ピストル
- 2022.2.2 リリース
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返かえすべき言葉ことばを見みつけられないまま、掛かけるべき言葉ことばを見みつけられないまま、イライラとモヤモヤとサンダルを突つっかけ外そとに出でる。
湿しめった夜空よぞらの下した、寝静ねしずまった界隈かいわいは、遥はるかから微かすかに聞きこえてくる踏切ふみきりの音おとを虫むしけらのように黙殺もくさつし、微動びどうだにしない。。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
返かえすべき言葉ことばを見みつけられないまま、掛かけるべき言葉ことばを見みつけられないまま、コンビニの駐車場ちゅうしゃじょうの片隅かたすみ、灰皿はいざらの傍そばにしゃがみ込こむ。
舌打したうちまじりに啜すする缶かんコーヒーは、盗ぬすっ人とのようにコソコソと、水銀すいぎんのように白々しらじらしく、歌うたに爛ただれた喉元のどもとを滑すべり落おちていく。。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
そしてまた読よみ返かえす。
いくつもの傷跡きずあとをそのまま縫ぬい込こんだかのような、いくつもの痛いたみをそのまま封ふうじ込こめたかのような、
今いまにも破裂はれつせんばかりの切実せつじつが綴つづられた、君きみからの便たよりをまた読よみ返かえす。
自分じぶんと自分じぶんで罵ののしり合あうような日々ひびが、自分じぶんと自分じぶんを必死ひっしに繋つなぎ止とめようとする日々ひびが、
自分じぶんで自分じぶんを思おもい留とどまらせようする日々ひびが、自分じぶんとの戦たたかいに次つぐ、戦たたかいに次つぐ、戦たたかいの日々ひびが綴つづられた、君きみからの便たよりをまた読よみ返かえす。
返かえすべき言葉ことばを見みつけられないまま、掛かけるべき言葉ことばを見みつけられないまま、
がらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできないがらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできないがらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできなくてごめんな。
それでいてもしも、世よにもクソバカタレた自惚うぬぼれに、自分じぶん自身じしん、強しいて強しいて目めを瞑つむってやるとするならば、
そして君きみがそれを許ゆるしてくれるとするならば、返かえすべき言葉ことばでも掛かけるべき言葉ことばでもないのだろうけど、どうか言いわせて欲ほしい。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどくまで。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどいてからも。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどいてからこそ。
君きみよ、生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも、君きみよ、今宵こよいも、生いき延のびろ。
湿しめった夜空よぞらの下した、寝静ねしずまった界隈かいわいは、遥はるかから微かすかに聞きこえてくる踏切ふみきりの音おとを虫むしけらのように黙殺もくさつし、微動びどうだにしない。。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
返かえすべき言葉ことばを見みつけられないまま、掛かけるべき言葉ことばを見みつけられないまま、コンビニの駐車場ちゅうしゃじょうの片隅かたすみ、灰皿はいざらの傍そばにしゃがみ込こむ。
舌打したうちまじりに啜すする缶かんコーヒーは、盗ぬすっ人とのようにコソコソと、水銀すいぎんのように白々しらじらしく、歌うたに爛ただれた喉元のどもとを滑すべり落おちていく。。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
そしてまた読よみ返かえす。
いくつもの傷跡きずあとをそのまま縫ぬい込こんだかのような、いくつもの痛いたみをそのまま封ふうじ込こめたかのような、
今いまにも破裂はれつせんばかりの切実せつじつが綴つづられた、君きみからの便たよりをまた読よみ返かえす。
自分じぶんと自分じぶんで罵ののしり合あうような日々ひびが、自分じぶんと自分じぶんを必死ひっしに繋つなぎ止とめようとする日々ひびが、
自分じぶんで自分じぶんを思おもい留とどまらせようする日々ひびが、自分じぶんとの戦たたかいに次つぐ、戦たたかいに次つぐ、戦たたかいの日々ひびが綴つづられた、君きみからの便たよりをまた読よみ返かえす。
返かえすべき言葉ことばを見みつけられないまま、掛かけるべき言葉ことばを見みつけられないまま、
がらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできないがらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできないがらんどうの不甲斐ふがいなさの淵ふちからモグラのようにただ闇雲やみくもに君きみの健闘けんとうを祈いのり、祈いのり、
祈いのることしかできなくてごめんな。
それでいてもしも、世よにもクソバカタレた自惚うぬぼれに、自分じぶん自身じしん、強しいて強しいて目めを瞑つむってやるとするならば、
そして君きみがそれを許ゆるしてくれるとするならば、返かえすべき言葉ことばでも掛かけるべき言葉ことばでもないのだろうけど、どうか言いわせて欲ほしい。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどくまで。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどいてからも。
君きみよ、この歌うたが君きみに届とどいてからこそ。
君きみよ、生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも生いき延のびろ。
朧月おぼろづき。君きみよ、今宵こよいも、君きみよ、今宵こよいも、生いき延のびろ。