白い声 歌詞 シド ふりがな付

かじかむ爪先つまさき 繰くり返かえす 街まちの音おと
時計とけいに背せを向むけ 鳴ならない右手みぎて 見みつめた

あなたは きっと来こない
わかってる わかってる だけど

さよならだけ? 他ほかに答こたえは見当みあたらない?
書かいて 消けして 迷まよって 私わたしを閉とじた
行いき交かう恋こい 眩まぶしく 伏ふせて
白しろい声こえで 小ちいさく 泣ないた

通とおりは賑にぎやか 冬ふゆが浮うかれる音おと
幾いくつが 結むすばれ 幾いくつが 溶とけて消きえる

「来年らいねんまた来こよう」の
約束やくそくも 寒空さむぞらに消きえた

あなたの声こえ 落おち着つく匂におい 綺麗きれいな手て
どの場所ばしょから 忘わすれればいい? 教おしえて
冷つめたい風かぜ 頬ほほを 撫なでる
涙なみだの線せん ぷつりと切きれた

さよならだけ 他ほかに答こたえは見当みあたらない
書かいて 消けして 迷まよって 私わたしを送おくる
行いき交かう恋こい 眩まぶしく 伏ふせて
白しろい声こえで 小ちいさく 泣ないた