よみ:けもののにおい
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店みせを出でたら君きみが 雨あめだよって言いった
当あてにならない予報よほうと 夏なつの不快ふかい指数しすう
しばらく様子見ようすみしたけど
ぼくらは びしょ濡ぬれのまま君きみの部屋へやへと走はしりだした
濡ぬれた君きみの髪かみと 透すけた白しろいシャツが
どうしようもないくらい 心こころをざわつかせてる
いつもと少すこし違ちがう 細ほそい肩かたのライン
押おし殺ころしてたぼくの 獣けものが目めを覚さましそうだ
その雨あめの雫しずくは シャツを通とおり越こして
君きみの体からだをぬらして ぼくを誘さそってる
いまここで服ふくを脱ぬがしたら
君きみにも ツンとするあの獣けものの匂においがするのかな
濡ぬれた君きみのことを 何度なんども弄もてあそぶ
想像そうぞうのスライドが ぼくの理性りせいを揺ゆさぶる
無限むげんにふり続つづく 夏なつの狂くるったイタズラは
この街まちの何なにもかもを 淫みだらな色いろに染そめていく
急きゅうに振ふり向むいて 君きみは何なにかを言いったけど
心こころなんて ここには在あらず 雨あめでうまく聞きこえない
濡ぬれた君きみの髪かみと 肌はだに張はり付つくシャツ
目覚めざめた獣けものが 生臭なまぐさい汗あせかいてる
いつもと少すこし違ちがう 濡ぬれた君きみの華奢きゃしゃなシルエット
ぼくの中なかで獣けものが ムキダシに膨ふくらんでいく
当あてにならない予報よほうと 夏なつの不快ふかい指数しすう
しばらく様子見ようすみしたけど
ぼくらは びしょ濡ぬれのまま君きみの部屋へやへと走はしりだした
濡ぬれた君きみの髪かみと 透すけた白しろいシャツが
どうしようもないくらい 心こころをざわつかせてる
いつもと少すこし違ちがう 細ほそい肩かたのライン
押おし殺ころしてたぼくの 獣けものが目めを覚さましそうだ
その雨あめの雫しずくは シャツを通とおり越こして
君きみの体からだをぬらして ぼくを誘さそってる
いまここで服ふくを脱ぬがしたら
君きみにも ツンとするあの獣けものの匂においがするのかな
濡ぬれた君きみのことを 何度なんども弄もてあそぶ
想像そうぞうのスライドが ぼくの理性りせいを揺ゆさぶる
無限むげんにふり続つづく 夏なつの狂くるったイタズラは
この街まちの何なにもかもを 淫みだらな色いろに染そめていく
急きゅうに振ふり向むいて 君きみは何なにかを言いったけど
心こころなんて ここには在あらず 雨あめでうまく聞きこえない
濡ぬれた君きみの髪かみと 肌はだに張はり付つくシャツ
目覚めざめた獣けものが 生臭なまぐさい汗あせかいてる
いつもと少すこし違ちがう 濡ぬれた君きみの華奢きゃしゃなシルエット
ぼくの中なかで獣けものが ムキダシに膨ふくらんでいく