浴室よくしつの硝子窓がらすまどに透すけた
不思議ふしぎのきらめきを感かんじていた夜よる
裸はだかのままで鍵かぎをして
あなたの色彩しきさいを創造そうぞうするの
近頃ちかごろ感かんじる透明とうめい空想くうそう幻聴げんちょう心霊しんれい現象げんしょうで
そっと懐なつかしい声こえが聴きこえた気きがして
想おもい出だしてしまう
シャンプーの泡あわが瞳ひとみに混まざって
眼めが潤うるんでしまう夜よるを隠かくすように
曇くもる鏡かがみに映うつるのはあたしだけ
いつか視みえるのかな
排気口はいきこうがうたう部屋へやに潜ひそんだ
しどけないそよめきを信しんじていた夜よる
秘密ひみつの画材がざいに描えがくように
素肌すはだを転ころがって消きえ去さってゆくシャボン
近頃ちかごろ感かんじる一挙手いっきょしゅ一投いっとう足そく喜怒哀楽きどあいらく感情かんじょうで
そっと懐なつかしい声こえが聴きこえた気きがして
想おもい出だしてしまう
シャンプーの泡あわが瞳ひとみに混まざって
眼めが痛いたんでしまう涙なみだを誘さそうように
きっとうつくしい夢ゆめをあたしは視みていて
色いろめき立たってしまう
あなたを待まってしまう
シャンプーの泡あわが瞳ひとみに混まざって
眼めが潤うるんでしまう夜よるを隠かくすように
曇くもる鏡かがみに映うつるのはあたしだけ
此処ここには居いないよな
雫しずくが肩かたに落おちたその先さきで声こえがした
「そばに居いるよ」
浴室yokushitsuのno硝子窓garasumadoにni透suけたketa
不思議fushigiのきらめきをnokiramekiwo感kanじていたjiteita夜yoru
裸hadakaのままでnomamade鍵kagiをしてwoshite
あなたのanatano色彩shikisaiをwo創造souzouするのsuruno
近頃chikagoro感kanじるjiru透明toumei空想kuusou幻聴genchou心霊shinrei現象gensyouでde
そっとsotto懐natsuかしいkashii声koeがga聴kiこえたkoeta気kiがしてgashite
想omoいi出daしてしまうshiteshimau
シャンプsyanpuーのno泡awaがga瞳hitomiにni混maざってzatte
眼meがga潤uruんでしまうndeshimau夜yoruをwo隠kakuすようにsuyouni
曇kumoるru鏡kagamiにni映utsuるのはあたしだけrunohaatashidake
いつかitsuka視miえるのかなerunokana
排気口haikikouがうたうgautau部屋heyaにni潜hisoんだnda
しどけないそよめきをshidokenaisoyomekiwo信shinじていたjiteita夜yoru
秘密himitsuのno画材gazaiにni描egaくようにkuyouni
素肌suhadaをwo転koroがってgatte消kiえe去saってゆくtteyukuシャボンsyabon
近頃chikagoro感kanじるjiru一挙手ikkyosyu一投ittou足soku喜怒哀楽kidoairaku感情kanjouでde
そっとsotto懐natsuかしいkashii声koeがga聴kiこえたkoeta気kiがしてgashite
想omoいi出daしてしまうshiteshimau
シャンプsyanpuーのno泡awaがga瞳hitomiにni混maざってzatte
眼meがga痛itaんでしまうndeshimau涙namidaをwo誘sasoうようにuyouni
きっとうつくしいkittoutsukushii夢yumeをあたしはwoatashiha視miていてteite
色iroめきmeki立taってしまうtteshimau
あなたをanatawo待maってしまうtteshimau
シャンプsyanpuーのno泡awaがga瞳hitomiにni混maざってzatte
眼meがga潤uruんでしまうndeshimau夜yoruをwo隠kakuすようにsuyouni
曇kumoるru鏡kagamiにni映utsuるのはあたしだけrunohaatashidake
此処kokoにはniha居iないよなnaiyona
雫shizukuがga肩kataにni落oちたそのchitasono先sakiでde声koeがしたgashita
「そばにsobani居iるよruyo」