停電の夜 歌詞 GRAPEVINE ふりがな付

奇跡きせきは起おこらない
それでかまわない
ぼくらは精一杯せいいっぱい
朝あさを迎むかえに行いく

この火ひを ねえ
その灯ひを消けさぬよう
この手てを繋つないでよ
一晩ひとばん中じゅう

バカンスはお預あずけ
しばし忘わすれて
もう少すこし見みつめ合あっていたい
何なにも変かわらなくていい

ほらas if nothing happened
まだほんの38分ぷん
ただ夜よるに巻まかれて
街まちの音おとが流ながれて行いく
全すべてを委ゆだねてくれ

この目めで ねえ
その目めで見みていてよ
言葉ことばはもう役やくに立たたないよ
この灯ひが消きえぬよう

風かぜや光ひかりでさえ
みんな口出くちだしできずに夜よるに絡からまっていた
世界せかいはきっと こんな二ふたつの灯ひを
今いま受うけ入いれたんだ

この火ひを ねえ
その灯ひを消けさぬよう
言葉ことばはもう役やくに立たたないよ
この手てを繋つないでいよう
Like we always do