タタラ 歌詞 Galileo Galilei ふりがな付

たたら踏ふみつけるたび
夜空よぞらが泣ないて 星ほしをぽろぽろと堕おとす
細ほそいかかと木靴きぐつの底そこ 火花ひばなちるたびに目めを焼やく
あなただけが眠ねむったまま 海うみを渡わたる

咲さかない薔薇ばらの棘とげに触ふれたい 流ながれた血ちの紅あかで染そまりたい
あなたの目めにひとたびでも うつるなら

吹子ふいごから吹ふく風かぜ タタラ 長ながく引ひく火ひの尾お
ゆらめく影かげのホト 燃もえる野薔薇のばら

さわれない水面みなもには無限むげんと
うつろうのはあなたの身一みひとつ
降ふらない雨あめ のぼらぬ月つきの 居い場所ばしょで待まっている

ひとつ ふたつ タタラ鳴ならす
みっつ よっつ タタラ鳴ならす
あなたのため幾度いくどでも 海うみを渡わたる

東ひがしから吹ふく風かぜ タタラ 消きえる前まえの火ひの尾お
ゆらめく夢ゆめの房ふさ 求もとめるなら

吹子ふいごの軋きしむ音おと タタラ 憧あこがれの火ひの尾お
きらめく星ほしの河かわ 燃もえる野薔薇のばら