エイプリル 歌詞 Aooo ふりがな付

月つきのひかりにまじわって 雲くもが色いろを変かえてゆく
いつか何処どこかでわかるかな あの日ひの言葉ことば
街まちは息いきを潜ひそめだして 誰だれかの元もとへ帰かえってゆく
明日あしたは続つづくよさらさらと ぼくを置おいて

花はなを飾かざってもまだ 灯あかりを消けしてもまだ
現実げんじつよりも現実げんじつだ

ふと窓まどに絵えを描かいて 雨あめに気きがついて
きみのことを想おもいだす
こころが震ふるえて たまらなくなって
ぼくはうたをうたう

青あおい絵具えのぐが染しみ込こんで 今日きょうを過去かこに変かえてゆく
日々ひびは続つづくよぱらぱらと 夜よるの中なかで

駆かけ抜ぬけた記憶きおく 鈍にばむ風かぜ あの日ひ無なくしたもの
まぼろしにしたい 答こたえのない問といを続つづけたい

ふと窓まどに絵えを描かいて 雨あめに気きがついて
きみのことを想おもいだす
夜よると重かさなって 何なにも視みえないね
まるでうみみたいだ

何なにを手てにしてもまだ 何なにを無なくしてもまだ
ぼくだけが鳴ならす魔法まほうは消きえない

ふと窓まどに絵えを描かいて 雨あめに気きがついて
きみのことを想おもいだす
ひかりが射さすまで 声こえが届とどくまで
ぼくのうたをうたう

きみへ