Unseen 歌詞 VALSHE ふりがな付

滲にじむ街並まちなみを湿しめった風かぜが抜ぬけた まるで旅たびの途中とちゅうみたい
モノクロームの映写機えいしゃきは壊こわれて動うごかないけど
とっくに虚むなしさなんて乗のり越こえてきたんでしょう

言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがフラフラとフロアを廻まわっていた
優やさしくなれた だから失うしなった
言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがクチナシの子こおいでと呼よんでいた
伝つたえなかった

夢ゆめも愛あいも幻想げんそうみたいだ ローファイな雑音ざつおんを煙けむりと吐はき出だして
欲ほしくもないのに手てを握にぎって正ただしくないことがしたい
そんな夜よるをまだ誰だれも知しらない

遅おそすぎる祈いのりは儚はかないばかり
無邪気むじゃきなままでいてほしい ずっと

夜よるがリズムに溶とけながらカラカラの喉のどを通とおって心こころに焦こげ付ついた
奪うばいたいくせに手てを伸のばして触ふれ合あって灰はいになろう
こんな矛盾むじゅんを僕ぼくは知しらない

言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがフラフラとフロアを廻まわっていた
優やさしくなれた だから失うしなった
言葉ことばになれない亡霊ぼうれいが「なら要いらないね」って攫さらってった
伝つたえたかった

夢ゆめも愛あいも幻想げんそうみたいだ ローファイな雑音ざつおんを煙けむりと吐はき出だして
欲ほしくもないのに手てを握にぎって正ただしくないことがしたい
そんな夜よるに溺おぼれてしまえばいい
もっと深ふかく沈しずんでいけ どこまでも連つれていけ 戻もどれない場所ばしょへ
いこう
奪うばいたいくせに手てを伸のばして触ふれ合あって灰はいになろう
こんな矛盾むじゅんを僕ぼくは知しらない

言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがフラフラとフロアを廻まわっていた
言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがクチナシの子こおいでと呼よんでいた
言葉ことばになれない亡霊ぼうれいがフラフラとフロアを廻まわっていた
言葉ことばになれない亡霊ぼうれいが「なら要いらないね」って攫さらってった

それじゃあ ばいばい