冬ふゆの寒さむさを 日照ひでりの夏なつを
歩あるきつづけた 歌うたの道みち
人ひとの心こころと 流ながれる水みずの
行方ゆくえ嘆なげいて なんになる
私わたしは唄うたうわ 明日あしたのために
歌うたひとすじの ひとすじの道みち
恋こいを捨すてれば 涙なみだがさわぐ
歌うたに生いきれば また迷まよう
死しぬも生いきるも 二ふたつに一ひとつ
芸げいの深ふかさは 計はかれない
闘たたかう相手あいては いつでも自分じぶん
歌うたひとすじの ひとすじの道みち
真一文字まいちもんじに 唄うたいつづけて
終おわることない この旅たびは
夢ゆめを託たくして 命いのちのかぎり
人ひとの情なさけを 世よの憂うさを
私わたしは唄うたうわ 心こころをこめて
歌うたひとすじの ひとすじの道みち
冬fuyuのno寒samuさをsawo 日照hideりのrino夏natsuをwo
歩aruきつづけたkitsuduketa 歌utaのno道michi
人hitoのno心kokoroとto 流nagaれるreru水mizuのno
行方yukue嘆nageいてite なんになるnanninaru
私watashiはha唄utaうわuwa 明日ashitaのためにnotameni
歌utaひとすじのhitosujino ひとすじのhitosujino道michi
恋koiをwo捨suてればtereba 涙namidaがさわぐgasawagu
歌utaにni生iきればkireba またmata迷mayoうu
死shiぬもnumo生iきるもkirumo 二futaつにtsuni一hitoつtsu
芸geiのno深fukaさはsaha 計hakaれないrenai
闘tatakaうu相手aiteはha いつでもitsudemo自分jibun
歌utaひとすじのhitosujino ひとすじのhitosujino道michi
真一文字maichimonjiにni 唄utaいつづけてitsudukete
終oわることないwarukotonai このkono旅tabiはha
夢yumeをwo託takuしてshite 命inochiのかぎりnokagiri
人hitoのno情nasaけをkewo 世yoのno憂uさをsawo
私watashiはha唄utaうわuwa 心kokoroをこめてwokomete
歌utaひとすじのhitosujino ひとすじのhitosujino道michi