嵐が丘 歌詞 川中美幸 ふりがな付

たれこめた空そらの 紗幕しゃまくが光ひかる
おぼろおぼろの夢ゆめのよう
確たしかこんな景色けしきを見みたことあるわ
失うしなうものなどなんにもないと
茫ぼう 茫ぼう 茫ぼう 嵐あらしが丘おかに火ひを放はなち
茫ぼう 茫ぼう 茫ぼう 髪かみふり乱みだして
あぁ 日ひも月つきも
色いろを失なくした恋こいがあり

遠雷えんらいが峯みねを 伝つたって帰かえる
おどろおどろの雲くもつれて
まるで解とけてとけない謎々なぞなぞみたい
男おとこと女おんなのせつなさごっこ
渺びょう 渺びょう 渺びょう 嵐あらしが丘おかに白銀しろがねの
渺びょう 渺びょう 渺びょう 涙なみだが枯かれれば
あぁ 地ちに天てんに
鈴すずを鳴ならした恋こいがあり

茫ぼう 茫ぼう 茫ぼう 嵐あらしが丘おかに火ひを放はなち
茫ぼう 茫ぼう 茫ぼう 髪かみふり乱みだして
あぁ 日ひも月つきも
色いろを失なくした恋こいがあり