幼気いたいけな姿すがたの 言葉ことばが出でる口くちに
もう一人ひとりの僕ぼく そっと指置ゆびおいた
「痛いたい奴やつ」が本性ほんしょう それは承知しょうちの上うえ
隠かくした影かげが こっちを見みてる
「そうするの? それでいいの?」
五月蠅うるせえな 何なんならいいのさ?
闇やみで笑わらう 秘密ひみつの心こころに 吹ふき荒すさぶ風かぜと 涙なみだの雨あめ
虚言きょげんの絵えに 描えがかれた顔かおが 隠かくしているのは 本当ほんとうの僕ぼくだ
「異彩いさい」とか「異端いたん」は 綺麗きれいすぎる呼よび名な
もう一人ひとりの僕ぼく 「不適合ふてきごう」なだけ
いかがわしい程ほどに 素直すなおすぎる君きみよ
ただ眩まぶしくて 見みつめられない
「ああしろよ」「ああなれよ」
五月蠅うるせえな わかっちゃいるのさ
黒くろい外套まんと 脱ぬぎ去さる怪人かいじん すかすかな身体からだ 魔法まほうのようさ
か細ぼそい手てが 握にぎったハンマー 壊こわすべきものは 「嘘うそ」の塗ぬり壁かべ
闇やみで笑わらう 秘密ひみつの心こころに 吹ふき荒すさぶ風かぜと 涙なみだの雨あめ
胸むねの隅すみで 聖者せいじゃの行進こうしん 「清きよく正ただしく」と 笑わらうのさ
虚言きょげんの絵えに 描えがかれた顔かおが 隠かくしているのは 本当ほんとうの僕ぼくだ
幼気itaikeなna姿sugataのno 言葉kotobaがga出deるru口kuchiにni
もうmou一人hitoriのno僕boku そっとsotto指置yubioいたita
「痛itaいi奴yatsu」がga本性honsyou それはsoreha承知syouchiのno上ue
隠kakuしたshita影kageがga こっちをkotchiwo見miてるteru
「そうするのsousuruno? それでいいのsoredeiino?」
五月蠅uruseえなena 何nanならいいのさnaraiinosa?
闇yamiでde笑waraうu 秘密himitsuのno心kokoroにni 吹fuきki荒susaぶbu風kazeとto 涙namidaのno雨ame
虚言kyogenのno絵eにni 描egaかれたkareta顔kaoがga 隠kakuしているのはshiteirunoha 本当hontouのno僕bokuだda
「異彩isai」とかtoka「異端itan」はha 綺麗kireiすぎるsugiru呼yoびbi名na
もうmou一人hitoriのno僕boku 「不適合futekigou」なだけnadake
いかがわしいikagawashii程hodoにni 素直sunaoすぎるsugiru君kimiよyo
ただtada眩mabuしくてshikute 見miつめられないtsumerarenai
「ああしろよaashiroyo」「ああなれよaanareyo」
五月蠅uruseえなena わかっちゃいるのさwakatchairunosa
黒kuroいi外套manto 脱nuぎgi去saるru怪人kaijin すかすかなsukasukana身体karada 魔法mahouのようさnoyousa
かka細bosoいi手teがga 握nigiったttaハンマhanmaー 壊kowaすべきものはsubekimonoha 「嘘uso」のno塗nuりri壁kabe
闇yamiでde笑waraうu 秘密himitsuのno心kokoroにni 吹fuきki荒susaぶbu風kazeとto 涙namidaのno雨ame
胸muneのno隅sumiでde 聖者seijaのno行進koushin 「清kiyoくku正tadaしくshiku」とto 笑waraうのさunosa
虚言kyogenのno絵eにni 描egaかれたkareta顔kaoがga 隠kakuしているのはshiteirunoha 本当hontouのno僕bokuだda