Jewelry 歌詞 Sano ibuki ふりがな付

世界せかいが回まわり始はじめた
あの日ひのことを覚おぼえている
ランプで灯ともした宝石ほうせきが
雨あめのように街まちに流ながれた日ひ

摩訶不思議まかふしぎな門出かどでだ
幽霊ゆうれいも海獣かいじゅうも踊おどり出だす
寂さびしくて堪たまらないから
大丈夫だいじょうぶなんだと戯たわけていた

当あたり前まえの日常にちじょうに甘あまえた
面倒めんどうな本音ほんねは隠かくしたまま
消きえる幻まぼろしの中なかでただ
ブランコに揺ゆられてその日ひを待まっていた

笑わらって ねえ笑わらって
この日ひのために ほら 覚おぼえた言葉ことばがあるんだ
光ひかって そう光ひかって
帰かえって来これるように この火ひは灯ともしてくれ
笑わらって ねえ笑わらって
秘密ひみつのメロディを繰くり返かえすように歌うたえば
光ひかった そう光ひかった
レンズの向むこう側そばで 僕ぼくらは繋つながっている

あれもこれもそれもが
大切たいせつなものばかりと
わかっていても思おもい出だす
憧あこがれたあの空そらのこと

誰だれかのルールに縛しばられて
叫さけびたい本音ほんねは隠かくしたまま
誇ほこれない手てが残のこり続つづけた
ブランコに揺ゆられた僕ぼくじゃ終おわれない

笑わらって ねえ笑わらって
この日ひのために ほら 覚おぼえた言葉ことばがあるんだ
光ひかって そう光ひかって
帰かえって来これるように この火ひは灯ともしたまま
笑わらって ねえ笑わらって
秘密ひみつのメロディを忘わすれないでいられればさ
光ひかった そう光ひかった
レンズのこちら側そばも きっと大丈夫だいじょうぶだよね

世界せかいが回まわり始はじめた
あの日ひのことを覚おぼえている
一緒いっしょに巡めぐった思おもい出でが
今いまの僕ぼくの宝石ほうせきだ 煌きらめけ

笑わらって ねえ笑わらって
この日ひのために ほら 覚おぼえた言葉ことばがあるんだ
光ひかって そう光ひかって
帰かえって来これるように この火ひは灯ともしてくれ
笑わらって ねえ笑わらって
秘密ひみつのメロディを繰くり返かえすように叫さけべば
光ひかった そう光ひかった
レンズの向むこう側そばで 君きみは今いまも笑わらっている
僕ぼくもちゃんと笑わらっている
またね