僕ぼくの心こころのなかの悪魔あくまは 凛りんと呟つぶやいた
どうせすぐに消きえて無なくなってしまうと
心こころの隙間すきまに溜たまった 塵ちりは青空あおぞらを隠かくし
曇くもった眼めで 君きみを見みつめている
街道かいどうを歩あるき疲つかれて 座すわる場所ばしょもなく
黒くろいすすで汚けがれた道標みちしるべ あと何なんマイル
嗚呼ああ 夢ゆめの中なか 嗚呼ああ 溺おぼれてく
翼つばさで飛とんでいた頃ころの 記憶きおくを失うしなって
夢見ゆめみがちな僕ぼくのスピードは 赤黒あかぐろく固かたまって
誰だれかにすがることしか出来できませんでした
僕ぼくの心こころのなかの悪魔あくまは 凛りんと呟つぶやいた
あいつのなかの悪魔あくまは お前まえを食くいつぶすと
君きみは僕ぼくの悪魔あくまと戦たたかい 手負ておい 泣ないていた
どうか少すこしでも青空あおぞらが 見みえますように
街まちに溢あふれる人々ひとびとの それぞれの行方ゆくえを
追おうように悪魔あくまは 泣ないていた
嗚呼ああ 夢ゆめの中なか 嗚呼ああ 溺おぼれてく
翼つばさで飛とんでいた頃ころの 記憶きおくを失うしなって
僕ぼくは願ねがいを込こめて悪魔あくまを 屋上おくじょうで解とき放はなつ
こんな顔かおしてたんだと お互たがい見みつめ合あった
君きみはどこか遠とおくのほうまで 出掛でかけてしまったな
歩あるいて行いこう 朝あさが来くる前まえに
僕bokuのno心kokoroのなかのnonakano悪魔akumaはha 凛rinとto呟tsubuyaいたita
どうせすぐにdousesuguni消kiえてete無naくなってしまうとkunatteshimauto
心kokoroのno隙間sukimaにni溜taまったmatta 塵chiriはha青空aozoraをwo隠kakuしshi
曇kumoったtta眼meでde 君kimiをwo見miつめているtsumeteiru
街道kaidouをwo歩aruきki疲tsukaれてrete 座suwaるru場所basyoもなくmonaku
黒kuroいすすでisusude汚kegaれたreta道標michishirube あとato何nanマイルmairu
嗚呼aa 夢yumeのno中naka 嗚呼aa 溺oboれてくreteku
翼tsubasaでde飛toんでいたndeita頃koroのno 記憶kiokuをwo失ushinaってtte
夢見yumemiがちなgachina僕bokuのnoスピsupiードdoはha 赤黒akaguroくku固kataまってmatte
誰dareかにすがることしかkanisugarukotoshika出来dekiませんでしたmasendeshita
僕bokuのno心kokoroのなかのnonakano悪魔akumaはha 凛rinとto呟tsubuyaいたita
あいつのなかのaitsunonakano悪魔akumaはha おo前maeをwo食kuいつぶすとitsubusuto
君kimiはha僕bokuのno悪魔akumaとto戦tatakaいi 手負teoいi 泣naいていたiteita
どうかdouka少sukoしでもshidemo青空aozoraがga 見miえますようにemasuyouni
街machiにni溢afuれるreru人々hitobitoのno それぞれのsorezoreno行方yukueをwo
追oうようにuyouni悪魔akumaはha 泣naいていたiteita
嗚呼aa 夢yumeのno中naka 嗚呼aa 溺oboれてくreteku
翼tsubasaでde飛toんでいたndeita頃koroのno 記憶kiokuをwo失ushinaってtte
僕bokuはha願negaいをiwo込koめてmete悪魔akumaをwo 屋上okujouでde解toきki放hanaつtsu
こんなkonna顔kaoしてたんだとshitetandato おo互tagaいi見miつめtsume合aったtta
君kimiはどこかhadokoka遠tooくのほうまでkunohoumade 出掛dekaけてしまったなketeshimattana
歩aruいてite行iこうkou 朝asaがga来kuるru前maeにni