新星 歌詞 yama ふりがな付

「君きみのこと思おもっては歌うたっているよ
ずっと情なさけないなりに
ちゃんと立たっているよ」
愛あいや平和へいわを誰だれかが語かたっていたよ
くだらないみたいね

青あおから赤あかに変かわる信号しんごうを待まって
メガホン越ごしの思想しそうを浴あびた
イヤホン挿さして白しろい目めを向むけた
散々さんざんな鈍感どんかんな僕ぼくも僕ぼくなのに

ああ、耳元みみもとで貴方あんたは歌うたっているよ
ずっと歩あるけないわりに
ちゃんと立たっているんだよ
今朝けさも平和へいわを誰だれかが騙かたっていたよ
許ゆるせないだけの子こどもみたいに

もしも僕ぼくが歌うたを書かくなら
どんな詞ことばをさ、乗のせるんだろう?

言いえないことが山やまほど増ふえていって
幾年いくねん越ごしの思考しこうを止やめた
嫌気いやけが差さして期待きたいすら止やめた
傲慢ごうまんな頓痴気とんちきなそんな僕ぼくなのに

青白あおじろい空そらの端はじで
僕ぼくはそんな新星しんせいになったよ
光ひかり方かたとか分わからないから
誰だれの目めにも映うつらないけど。

音おと1つ鳴ならない町まちで
僕ぼくはそんなシンガーになったよ
歌うたい方かたとか分わからないけど
誰だれの耳みみにも届とどかなくても

耳元みみもとで貴方あんたが歌うたっていたよ
君きみのこと思おもっては歌うたっていたいよ
ずっと頼たよりないけれど
ちゃんと立たっていたいんだよ
愛あいや平和へいわは誰だれかが語かたってくれよ
飾かざらないだけの心こころなんかで

もしも僕ぼくがスターになったら
どんな詞ことばをさ、歌うたえるんだろう?
どんな言葉ことばでさ、訴うったえるんだろう
この星ほしでこの僕ぼくで