男の漁場 歌詞 一条貫太 ふりがな付

ザンザ ザンザと 飛沫しぶきを浴あびて
波なみを蹴散けちらす 夜明よあけの 一いち番ばん船ぶねだ
陸おかじゃ仏ほとけの 師匠おやじでも
船ふねに乗のったら 鬼おにとなる
海うみはヨ 海うみはヨ 海うみは魔物まものさ 暴あばれぐせ
男おとこの漁場りょうばは あぁー 喧嘩けんか場じょうだ

逃にげた獲物えものは この次つぎきっと
夢ゆめと一緒いっしょに 丸まるごと 釣つり上あげてやる
好すきなあの娘この この写真しゃしん
俺おれの女神めがみさ お守まもりさ
海うみはヨ 海うみはヨ 海うみが凪なぎなら 揺ゆりかごさ
男おとこの漁場りょうばは あぁー 気きまぐれだ

顔つらは潮焼しおやけ 髭面ひげづら眼まなこ
二百にひゃく海里かいりの 荒浪あらなみ 魚群機ソナーが光ひかる
時化しけて牙きばむく そのときが
意地いじで合羽かっぱを 濡ぬらすとき
海うみはヨ 海うみはヨ 海うみは修羅しゅら場ばさ 荒あらくれだ
男おとこの漁場りょうばは あぁー 命いのちだぜ