噛かんでと言いわれ くすり指ゆび
指輪ゆびわのような 痕あとつける
痛いたみは消きえて しまうから
ずっと消きえない 傷きずが欲ほしいと 泣なくお前まえ
修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 男おとこと女おんなが出だす舟ふねは
涙なみだに沈しずむ 木この葉はの舟ふねよ
情念じょうねん燃もやす 赤あかい月つき
満みちても欠かける せつなさよ
するりと落おとす 銀ぎんの帯おび
床ゆかに乱みだれる 渡わたる渡わたれぬ 天あまの川がわ
修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 果はてない闇やみへと進すすもうか
かすれて熱あつい 吐息といきの風かぜで
はだけてひらり 蝶ちょうのよう
墨汁ぼくじゅう色いろの 夜よるを舞まう
心こころはどこに あるのかと
聞きいたお前まえの 細ほそい背中せなかを 抱だき寄よせる
修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 修羅しゅら朱しゅ朱しゅ朱しゅ 男おとこと女おんなが出だす舟ふねは
石いしより重おもい 宿命さだめの舟ふねよ
噛kaんでとndeto言iわれware くすりkusuri指yubi
指輪yubiwaのようなnoyouna 痕atoつけるtsukeru
痛itaみはmiha消kiえてete しまうからshimaukara
ずっとzutto消kiえないenai 傷kizuがga欲hoしいとshiito 泣naくおkuo前mae
修羅syura朱syu朱syu朱syu 修羅syura朱syu朱syu朱syu 男otokoとto女onnaがga出daすsu舟funeはha
涙namidaにni沈shizuむmu 木koのno葉haのno舟funeよyo
情念jounen燃moやすyasu 赤akaいi月tsuki
満miちてもchitemo欠kaけるkeru せつなさよsetsunasayo
するりとsururito落oとすtosu 銀ginのno帯obi
床yukaにni乱midaれるreru 渡wataるru渡wataれぬrenu 天amaのno川gawa
修羅syura朱syu朱syu朱syu 修羅syura朱syu朱syu朱syu 果haてないtenai闇yamiへとheto進susuもうかmouka
かすれてkasurete熱atsuいi 吐息toikiのno風kazeでde
はだけてひらりhadaketehirari 蝶chouのようnoyou
墨汁bokujuu色iroのno 夜yoruをwo舞maうu
心kokoroはどこにhadokoni あるのかとarunokato
聞kiいたおitao前maeのno 細hosoいi背中senakaをwo 抱daきki寄yoせるseru
修羅syura朱syu朱syu朱syu 修羅syura朱syu朱syu朱syu 男otokoとto女onnaがga出daすsu舟funeはha
石ishiよりyori重omoいi 宿命sadameのno舟funeよyo