高たかいヒールで よろけるように
漁港ここへ来きた日ひは 夏至げしだった
死しぬ気きの私わたし 抱だきよせて
死しぬ気きで生いきろと 言いった人ひと
ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ
今いまじゃ番屋ばんやで 飯めしを炊たき
大漁旗たいりょうはた待まつ 浜はま女房にょうぼう…
一番星いちばんぼし見みつけた 女おんなの倖しあわせ見みつけた
命いのちあずけて 生いきるよ あんたとね
板子いたご一枚いちまい 修羅しゅら場ばの海うみで
あんた今頃いまごろ 網あみを打うつ
守まもり袋ぶくろに 無事ぶじ祈いのり
黒くろ髪かみひとすじ 持もたせたよ
ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ
戻もどりゃ凍こごえた その身体からだ
朝あさまで温ぬくめて やるからさ
浜昼顔はまひるがお咲さいたよ 女おんなの倖しあわせ咲さいたよ
命いのちあずけて 生いきるよ あんたとね
一番星いちばんぼし見みつけた 女おんなの倖しあわせ見みつけた
命いのちあずけて 生いきるよ あんたとね
高takaいiヒhiールruでde よろけるようにyorokeruyouni
漁港kokoへhe来kiたta日hiはha 夏至geshiだったdatta
死shiぬnu気kiのno私watashi 抱daきよせてkiyosete
死shiぬnu気kiでde生iきろとkiroto 言iったtta人hito
ハhaー エンヤラエンヤenyaraenya エンヤコラセenyakorase
今imaじゃja番屋banyaでde 飯meshiをwo炊taきki
大漁旗tairyouhata待maつtsu 浜hama女房nyoubou…
一番星ichibanboshi見miつけたtsuketa 女onnaのno倖shiawaせse見miつけたtsuketa
命inochiあずけてazukete 生iきるよkiruyo あんたとねantatone
板子itago一枚ichimai 修羅syura場baのno海umiでde
あんたanta今頃imagoro 網amiをwo打uつtsu
守mamoりri袋bukuroにni 無事buji祈inoりri
黒kuro髪kamiひとすじhitosuji 持moたせたよtasetayo
ハhaー エンヤラエンヤenyaraenya エンヤコラセenyakorase
戻modoりゃrya凍kogoえたeta そのsono身体karada
朝asaまでmade温nukuめてmete やるからさyarukarasa
浜昼顔hamahirugao咲saいたよitayo 女onnaのno倖shiawaせse咲saいたよitayo
命inochiあずけてazukete 生iきるよkiruyo あんたとねantatone
一番星ichibanboshi見miつけたtsuketa 女onnaのno倖shiawaせse見miつけたtsuketa
命inochiあずけてazukete 生iきるよkiruyo あんたとねantatone