アンドロイド 歌詞 山崎まさよし ふりがな付

灰色はいいろのベールで悲かなしみを包つつんで舞まい踊おどるアンドロイド
いつからか心こころの奥おくに仕舞しまい込こむ 偽いつわりのポートレート

水みずの中なかで培養ばいようされていく揺ゆらぐことない心情しんじょう
太陽たいようの下したでたとえば誰だれかを裏切うらぎっても構かまわない

抗あらがえぬ宿命しゅくめいを剥はがすように
枯かれそうな心こころを濡ぬらすように
報むくわれない想おもいと知しりながらも
ただ自分じぶんを許ゆるしたいだけ

冷つめたい月夜つきよを忍しのんで開ひらかれる一人ひとりきりのマスカレード
痛いたみと引ひき換かえに捧ささげる祈いのりは染しみ渡わたるアルカロイド

胸むねの奥おくで燻くすぶっている割わり切きれない感情かんじょう
約束やくそくできるならたとえばこの身みが傷きずついても構かまわない

定さだめられた運命うんめいに背そむくように
付つき纏まとう影かげを切きり離はなすように
あやふやな未来みらいだと知しりながらも
ただあなたに触ふれたいだけ

抗あらがえぬ宿命しゅくめいを剥はがすように
枯かれそうな心こころを濡ぬらすように
報むくわれない想おもいと知しりながらも
ただ自分じぶんを解とき放はなしたい

定さだめられた運命うんめいに背そむくように
付つき纏まとう影かげを切きり離はなすように
あやふやな未来みらいだと知しりながらも
ただあなたに触ふれたいだけ