情なさけもらって 情なさけを返かえす
昔むかしながらの 人ひとの世よが
いつから寒さむく なったのか
人情にんじょう・愛情あいじょう・友情ゆうじょうと
情なさけにもいろいろ あるけれど
薄情はくじょうさえも 情なさけのうち
情なさけは人ひとの 為ためならず
一度いちど枝えだから 離はなれた花はなは
二度にどと咲さかない 戻もどらない
それじゃあ ここで もう一度いちど
咲さかせて みせよう 男おとこ花ばな
一度いちどは散ちりゆく 花はなでさえ
命いのちを懸かけりゃ よみがえる
死しんで花実はなみが 咲さくものか
人情にんじょう・愛情あいじょう・友情ゆうじょうと
人生じんせいは捨すてた ものじゃない
男おとこの一生たびは綱渡つなわたり
情なさけ刃は向むかう 剣やいばなし
情nasaけもらってkemoratte 情nasaけをkewo返kaeすsu
昔mukashiながらのnagarano 人hitoのno世yoがga
いつからitsukara寒samuくku なったのかnattanoka
人情ninjou・愛情aijou・友情yuujouとto
情nasaけにもいろいろkenimoiroiro あるけれどarukeredo
薄情hakujouさえもsaemo 情nasaけのうちkenouchi
情nasaけはkeha人hitoのno 為tameならずnarazu
一度ichido枝edaからkara 離hanaれたreta花hanaはha
二度nidoとto咲saかないkanai 戻modoらないranai
それじゃあsorejaa ここでkokode もうmou一度ichido
咲saかせてkasete みせようmiseyou 男otoko花bana
一度ichidoはha散chiりゆくriyuku 花hanaでさえdesae
命inochiをwo懸kaけりゃkerya よみがえるyomigaeru
死shiんでnde花実hanamiがga 咲saくものかkumonoka
人情ninjou・愛情aijou・友情yuujouとto
人生jinseiはha捨suてたteta ものじゃないmonojanai
男otokoのno一生tabiはha綱渡tsunawataりri
情nasaけke刃ha向mukaうu 剣yaibaなしnashi