儚な宿 歌詞
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よけて 積つもればいいものを
つかのまの さだめの恋こいに 飛とび込こんで
湯船ゆぶねに溶とける 儚はかな雪ゆき
嘘うそをつかなきゃ 逢あえぬから
嘘うそを重かさねる 罪つみもあろ
さようなら 消きえいりそうな泣なき声ごえに
別わかれの覚悟かくごが 嘘うそになる
むくげ 夕顔ゆうがお 酔芙蓉すいふよう
一日花いちにちばなの愛いとおしさ
寝返ねがえりの 頬ほおに一筋ひとすじ 泪なみだ跡あと
誰だれに詫わびるか 夢ゆめにまで
馬骨
2022/09/06 22:06
雪をいじめる湯煙をよけて積もればいいものを、つかの間の運命の恋に飛び込んで、湯船に溶ける儚な雪・・嘘をつかなきゃ逢えぬから嘘を重ねる罪も有ろ、さよなら消えりそうな泣き声に、別れの覚悟が嘘になる・・むくげ、夕顔、酔芙蓉、一日花の愛おしさ、寝返りの頬に一筋涙跡、誰に詫びるか夢にまで・・粋ででお洒落で、それでいて艶のある艶歌である・・まさに、むくげ、夕顔、酔芙蓉一日花の儚い恋に湯煙をよけない雪のように、恋に溶けて行くのである・・