人並ひとなみの しあわせは
とうの昔むかしに 捨すてました
いいのあなたが 望のぞむなら
命いのちとけても 夢ゆめ一夜ひとよ
きれいに咲さかせて 雪ゆきノ花はな
許ゆるされぬ 人ひとゆえに
想おもい一途いちずに 燃もえてゆく
髪かみの乱みだれに 指ゆびをやり
もらす吐息といきの せつなさよ
夢ゆめまぼろしの 雪ゆきノ花はな
うつし世よに 身みをおいて
見みえぬさだめに ながれても
闇やみに深深しんしん 降ふる雪ゆきの
白しろい炎ほのおに とけてゆく
花はなくれないの 雪ゆきノ花はな
人並hitonaみのmino しあわせはshiawaseha
とうのtouno昔mukashiにni 捨suてましたtemashita
いいのあなたがiinoanataga 望nozoむならmunara
命inochiとけてもtoketemo 夢yume一夜hitoyo
きれいにkireini咲saかせてkasete 雪yukiノno花hana
許yuruされぬsarenu 人hitoゆえにyueni
想omoいi一途ichizuにni 燃moえてゆくeteyuku
髪kamiのno乱midaれにreni 指yubiをやりwoyari
もらすmorasu吐息toikiのno せつなさよsetsunasayo
夢yumeまぼろしのmaboroshino 雪yukiノno花hana
うつしutsushi世yoにni 身miをおいてwooite
見miえぬさだめにenusadameni ながれてもnagaretemo
闇yamiにni深深shinshin 降fuるru雪yukiのno
白shiroいi炎honooにni とけてゆくtoketeyuku
花hanaくれないのkurenaino 雪yukiノno花hana