涙なみだも清きよく より添そいし
二人ふたりは摘つみぬ 青あおき花はな
思おもい出で恋こいし ふるさとの
流ながれの岸辺きしべ 乙女おとめ川がわ
山蔭やまかげ村むらは さやさやと
竹たけやぶゆれて 静夜しずかよに
野菊のぎくをかざし 花はな乙女おとめ
歌うたってくれた わらべ唄うた
祇園ぎおんの家いえに もらわれて
だらりの帯おびで 舞扇まいおうぎ
お座敷ざしき帰かえり 星ほし飛とべば
偲しのぶやいまも 乙女おとめ川がわ
涙namidaもmo清kiyoくku よりyori添soいしishi
二人futariはha摘tsuみぬminu 青aoきki花hana
思omoいi出de恋koiしshi ふるさとのfurusatono
流nagaれのreno岸辺kishibe 乙女otome川gawa
山蔭yamakage村muraはha さやさやとsayasayato
竹takeやぶゆれてyabuyurete 静夜shizukayoにni
野菊nogikuをかざしwokazashi 花hana乙女otome
歌utaってくれたttekureta わらべwarabe唄uta
祇園gionのno家ieにni もらわれてmorawarete
だらりのdararino帯obiでde 舞扇maiougi
おo座敷zashiki帰kaeりri 星hoshi飛toべばbeba
偲shinoぶやいまもbuyaimamo 乙女otome川gawa