信州しんしゅう 佐久さくの鯉太郎こいたろう
とてもうぬ等らの 長脇差どすじゃ無理むり
月つきの出でぬ間あいだに 消きえちまえ
けちな面つらなど けちな面めんなど 見みたかねえ
おもかげばかり なぜ残のこる
忘わすれかねての またの秋あき
峠とうげ一ひとつも 七曲ななまがり
落葉らくようしぐれの 落葉らくようしぐれの 三度笠さんどがさ
草鞋わらじの先さきよ ふるさとへ
向むいちゃ苦く業ぎょうが むだになる
なるな涙なみだに 旅たびがらす
夢ゆめに流ながれろ 夢ゆめに流ながれろ 千曲川ちくまがわ
信州shinsyuu 佐久sakuのno鯉太郎koitarou
とてもうぬtotemounu等raのno 長脇差dosuじゃja無理muri
月tsukiのno出deぬnu間aidaにni 消kiえちまえechimae
けちなkechina面tsuraなどnado けちなkechina面menなどnado 見miたかねえtakanee
おもかげばかりomokagebakari なぜnaze残nokoるru
忘wasuれかねてのrekaneteno またのmatano秋aki
峠touge一hitoつもtsumo 七曲nanamagaりri
落葉rakuyouしぐれのshigureno 落葉rakuyouしぐれのshigureno 三度笠sandogasa
草鞋warajiのno先sakiよyo ふるさとへfurusatohe
向muいちゃicha苦ku業gyouがga むだになるmudaninaru
なるなnaruna涙namidaにni 旅tabiがらすgarasu
夢yumeにni流nagaれろrero 夢yumeにni流nagaれろrero 千曲川chikumagawa