波なみの音おとがきこえる
海うみに近ちかいふるさと
ひとり帰かえる砂丘さきゅうに
入日いりひ雲くもがせつない
どこへ君きみはいったの
噂うわさだけを残のこして
花はなの下したで暮くらせる
時ときがきたと云いうのに
遠とおい街まちに発たつ日ひは
祭まつり笛ふえも泣ないてた
指ゆびをはなしきれずに
まわり道みちをした夜よる
つれて行いけばよかった
どんな無理むりをしてでも
きっと二人ふたりだったら
風かぜも寒さむくないのに
せめて ひとめ逢あいたい
以前まえの君きみでなくても
頬ほおに落おちる涙なみだを
指ゆびでふいてあげたい
波namiのno音otoがきこえるgakikoeru
海umiにni近chikaいふるさとifurusato
ひとりhitori帰kaeるru砂丘sakyuuにni
入日irihi雲kumoがせつないgasetsunai
どこへdokohe君kimiはいったのhaittano
噂uwasaだけをdakewo残nokoしてshite
花hanaのno下shitaでde暮kuraせるseru
時tokiがきたとgakitato云iうのにunoni
遠tooいi街machiにni発taつtsu日hiはha
祭matsuりri笛fueもmo泣naいてたiteta
指yubiをはなしきれずにwohanashikirezuni
まわりmawari道michiをしたwoshita夜yoru
つれてtsurete行iけばよかったkebayokatta
どんなdonna無理muriをしてでもwoshitedemo
きっとkitto二人futariだったらdattara
風kazeもmo寒samuくないのにkunainoni
せめてsemete ひとめhitome逢aいたいitai
以前maeのno君kimiでなくてもdenakutemo
頬hooにni落oちるchiru涙namidaをwo
指yubiでふいてあげたいdefuiteagetai