緋 aka 歌詞 雨河 ふりがな付

温度おんどが残のこっていた
鼓動こどうはないまま
君きみの居いない部屋へやの朝あさは
今いまの僕ぼくには眩まぶしすぎるな

いつかの「冗談じょうだんだよ」ってさ
笑わらって戻もどってきてよ
優やさしい「嘘うそ」でいいから
近ちかくで笑わらってよ 笑わらってよ

想おもいだけそこにあるんだ
思おもい出でだけが浮遊ふゆうしてんだ

うずくまってる
僕ぼくを見みてさ
笑わらってよ

「わらってよ」

心こころを消けした夜明よあけに
息いきができるなら
拙つたない声こえで君きみにさ
「愛あいしてた」って
「言いわせて」

変かわらない緋あかの空そらに
染そまれるのならば
こんな朝焼あさやけでも僕ぼくは
「生いきていく」って
嗤わらっていくよ