腰こしに結むすんだ 一本綱いっぽんづなに
命いのちあずけた 荒あらくれ鴎かもめ
かしぐ舳先へさきに かみつくしぶき
胸むねが…胸むねが騒さわぐぜ 千島ちしまの沖おきじゃ
意地いじで乗のり切きる 艶歌船えんかぶね
海うみの稼かせぎと 男おとこの情なさけ
なんであの娘むすめは 秤はかりにかける
肌はだに沁しみてる 女おんなの匂におい
潮しおに…潮しおにさらせば いつかは消きえる
涙なみだぐむなよ 艶歌船えんかぶね
蟹かにの甲羅こうらで 飲のみ干ほす酒さけが
俺おれにゃ一番いちばん 似合にあいの酒さけだ
思おもい出だすなよ 港みなとの灯あかり
波なみが…波なみがドンとくりゃ 未練みれんも夢ゆめも
どうせ藻屑もくずさ 艶歌船えんかぶね
腰koshiにni結musuんだnda 一本綱ippondunaにni
命inochiあずけたazuketa 荒araくれkure鴎kamome
かしぐkashigu舳先hesakiにni かみつくしぶきkamitsukushibuki
胸muneがga…胸muneがga騒sawaぐぜguze 千島chishimaのno沖okiじゃja
意地ijiでde乗noりri切kiるru 艶歌船enkabune
海umiのno稼kaseぎとgito 男otokoのno情nasaけke
なんであのnandeano娘musumeはha 秤hakariにかけるnikakeru
肌hadaにni沁shiみてるmiteru 女onnaのno匂nioいi
潮shioにni…潮shioにさらせばnisaraseba いつかはitsukaha消kiえるeru
涙namidaぐむなよgumunayo 艶歌船enkabune
蟹kaniのno甲羅kouraでde 飲noみmi干hoすsu酒sakeがga
俺oreにゃnya一番ichiban 似合niaいのino酒sakeだda
思omoいi出daすなよsunayo 港minatoのno灯akaりri
波namiがga…波namiがgaドンdonとくりゃtokurya 未練mirenもmo夢yumeもmo
どうせdouse藻屑mokuzuさsa 艶歌船enkabune