今日きょうも朝あさから蒸むし暑あつく 寝汗ねあせをかいている
窓まどに張はりついた蝉せみが鳴なく 命いのちもからがらに
彼女かのじょの姿すがたが見みえないが 別べつに気きにも止とめず
何なにかが飲のみたいと思おもうけど それすら分わからない
時計とけいは電池でんちがなくなって 夕ゆうべのあの時間じかん
最後さいごの煙草たばこもなくなった 買かいに出でかけなくちゃ
外そとは相当そうとう暑あつそうだ 蝉せみは鳴なき続つづける
彼女かのじょの姿すがたが見みえないが 帽子ぼうしをかぶらなきゃ
やっぱり外そとは蒸むし暑あつく なおさら汗あせが出でる
真まっ黒くろな蟻ありは考かんがえる 冬ふゆに備そなえなくちゃ
きっかけなんてきっと些細ささいな事こと 胸むねがざわついてくる
ジリジリ日差ひざしは強つよくなる すべてを溶とかす気きだ
太陽たいようが真上まうえに昇のぼってる 影かげも溶とけて消きえる
彼女かのじょの姿すがたも見みえないし ここには影かげもない
今日kyouもmo朝asaからkara蒸muしshi暑atsuくku 寝汗neaseをかいているwokaiteiru
窓madoにni張haりついたritsuita蝉semiがga鳴naくku 命inochiもからがらにmokaragarani
彼女kanojoのno姿sugataがga見miえないがenaiga 別betsuにni気kiにもnimo止toめずmezu
何naniかがkaga飲noみたいとmitaito思omoうけどukedo それすらsoresura分waからないkaranai
時計tokeiはha電池denchiがなくなってganakunatte 夕yuuべのあのbenoano時間jikan
最後saigoのno煙草tabakoもなくなったmonakunatta 買kaいにini出deかけなくちゃkakenakucha
外sotoはha相当soutou暑atsuそうだsouda 蝉semiはha鳴naきki続tsuduけるkeru
彼女kanojoのno姿sugataがga見miえないがenaiga 帽子boushiをかぶらなきゃwokaburanakya
やっぱりyappari外sotoはha蒸muしshi暑atsuくku なおさらnaosara汗aseがga出deるru
真maっxtu黒kuroなna蟻ariはha考kangaえるeru 冬fuyuにni備sonaえなくちゃenakucha
きっかけなんてきっとkikkakenantekitto些細sasaiなna事koto 胸muneがざわついてくるgazawatsuitekuru
ジリジリjirijiri日差hizaしはshiha強tsuyoくなるkunaru すべてをsubetewo溶toかすkasu気kiだda
太陽taiyouがga真上maueにni昇noboってるtteru 影kageもmo溶toけてkete消kiえるeru
彼女kanojoのno姿sugataもmo見miえないしenaishi ここにはkokoniha影kageもないmonai