肩かたが寒さむけりゃ 体からだを寄よせな
夢ゆめが欲ほしけりゃ 瞼めをとじろ
町まちのはずれの この居酒屋いざかやが
お前まえと俺おれとの 情なさけのねぐら
せめて飲のもうよ コップ酒さけ
生うまれついての 馬鹿正直ばかしょうじきが
渡わたる世間せけんを 狭せまくする
指ゆびにおくれ毛げ からませながら
似にたよな運命さだめと お前まえは笑わらう
笑わらう瞳ひとみが なぜ濡ぬれる
義理ぎりと人情にんじょう 言葉ことばにすれば
古ふるい奴やつだと 他人ひとは言いう
俺おれは俺おれだと 小石こいしを蹴ければ
真似まねするお前まえも 一途いちずな女おんな
苦労くろうしたけりゃ 徒ついて来きな
肩kataがga寒samuけりゃkerya 体karadaをwo寄yoせなsena
夢yumeがga欲hoしけりゃshikerya 瞼meをとじろwotojiro
町machiのはずれのnohazureno このkono居酒屋izakayaがga
おo前maeとto俺oreとのtono 情nasaけのねぐらkenonegura
せめてsemete飲noもうよmouyo コップkoppu酒sake
生umaれついてのretsuiteno 馬鹿正直bakasyoujikiがga
渡wataるru世間sekenをwo 狭semaくするkusuru
指yubiにおくれniokure毛ge からませながらkaramasenagara
似niたよなtayona運命sadameとto おo前maeはha笑waraうu
笑waraうu瞳hitomiがga なぜnaze濡nuれるreru
義理giriとto人情ninjou 言葉kotobaにすればnisureba
古furuいi奴yatsuだとdato 他人hitoはha言iうu
俺oreはha俺oreだとdato 小石koishiをwo蹴keればreba
真似maneするおsuruo前maeもmo 一途ichizuなna女onna
苦労kurouしたけりゃshitakerya 徒tsuいてite来kiなna