波なみのしぶきか 淡雪あわゆきか
こころ細ほそさを また運はこぶ
女おんなひとりの さすらい空そらに
家路いえじをたどる つがい鳥とり…
思おもい出ださぬと 別わかれたが
おもいきれない 夕月ゆづきおけさ
忘わすれたいのに この地酒じざけ
酔よえば面影おもかげ なお浮うかぶ
女おんななに泣なく 沖おきゆく船ふねの
漁あさり火ひしみて しのび泣なく…
やまぬ潮鳴しおなり 誰だれを呼よぶ
みれんせつない 夕月ゆづきおけさ
今度生こんどうまれて 来くるときは
鳥とりになりたや あの人ひとと
女おんないのち火ひ まっ赤かに燃もやし
一生一度いっしょういちど 恋こいひとつ…
誓ちかう心こころに 嘘うそはない
ひと目逢めあいたい 夕月ゆづきおけさ
波namiのしぶきかnoshibukika 淡雪awayukiかka
こころkokoro細hosoさをsawo またmata運hakoぶbu
女onnaひとりのhitorino さすらいsasurai空soraにni
家路iejiをたどるwotadoru つがいtsugai鳥tori…
思omoいi出daさぬとsanuto 別wakaれたがretaga
おもいきれないomoikirenai 夕月yudukiおけさokesa
忘wasuれたいのにretainoni このkono地酒jizake
酔yoえばeba面影omokage なおnao浮uかぶkabu
女onnaなにnani泣naくku 沖okiゆくyuku船funeのno
漁asaりri火hiしみてshimite しのびshinobi泣naくku…
やまぬyamanu潮鳴shionaりri 誰dareをwo呼yoぶbu
みれんせつないmirensetsunai 夕月yudukiおけさokesa
今度生kondouまれてmarete 来kuるときはrutokiha
鳥toriになりたやninaritaya あのano人hitoとto
女onnaいのちinochi火hi まっmaxtu赤kaにni燃moやしyashi
一生一度issyouichido 恋koiひとつhitotsu…
誓chikaうu心kokoroにni 嘘usoはないhanai
ひとhito目逢meaいたいitai 夕月yudukiおけさokesa