何なにも変かわらないの僕ぼくらは。ただ狭せまい部屋へやをずっと求もとめてる。
電話でんわが揺ゆれては傷きずをつけて、少すこしずつ闇やみを深ふかめてく。
もう伝つたえたいことは無なくなった、過去かこと嘘うそ。
カーテンの隙間すきまから、崩くずれる景色けしき見みてるの。
何なにもかもがあって、何なにも無なくなるの。
雨あめの音おとが、作つくっては壊こわしてく。
心こころをそっと切きって、体からだを無なくして。
手てのひらを眺ながめた先さきは何なにも無ないから。
夢ゆめを追おいかけた人ひとは、今いまも部屋へやの匂においをずっと腐くさらせる。
繰くり返かえす日々ひびは止とまったの。気きづかないうちに消けしたから。
これ以上いじょう求もとめて、大おおきく深ふかい穴あなを。
窓まどの横断おうだん歩道ほどう手てを振ふったのは僕ぼくなの。
安心あんしんしていいよ、全部ぜんぶ無なくなるの。
新あたらしい居場所いばしょとか連つれ去さったから。
手てのひらの傷きずも、白しろが塗ぬり替かえて、
叶かなえたかった夢ゆめの途中とちゅう光ひかりを消けした。
何naniもmo変kaわらないのwaranaino僕bokuらはraha。ただtada狭semaいi部屋heyaをずっとwozutto求motoめてるmeteru。
電話denwaがga揺yuれてはreteha傷kizuをつけてwotsukete、少sukoしずつshizutsu闇yamiをwo深fukaめてくmeteku。
もうmou伝tsutaえたいことはetaikotoha無naくなったkunatta、過去kakoとto嘘uso。
カkaーテンtenのno隙間sukimaからkara、崩kuzuれるreru景色keshiki見miてるのteruno。
何naniもかもがあってmokamogaatte、何naniもmo無naくなるのkunaruno。
雨ameのno音otoがga、作tsukuってはtteha壊kowaしてくshiteku。
心kokoroをそっとwosotto切kiってtte、体karadaをwo無naくしてkushite。
手teのひらをnohirawo眺nagaめたmeta先sakiはha何naniもmo無naいからikara。
夢yumeをwo追oいかけたikaketa人hitoはha、今imaもmo部屋heyaのno匂nioいをずっとiwozutto腐kusaらせるraseru。
繰kuりri返kaeすsu日々hibiはha止toまったのmattano。気kiづかないうちにdukanaiuchini消keしたからshitakara。
これkore以上ijou求motoめてmete、大ooきくkiku深fukaいi穴anaをwo。
窓madoのno横断oudan歩道hodou手teをwo振fuったのはttanoha僕bokuなのnano。
安心anshinしていいよshiteiiyo、全部zenbu無naくなるのkunaruno。
新ataraしいshii居場所ibasyoとかtoka連tsuれre去saったからttakara。
手teのひらのnohirano傷kizuもmo、白shiroがga塗nuりri替kaえてete、
叶kanaえたかったetakatta夢yumeのno途中tochuu光hikariをwo消keしたshita。