時間は窓の向こう側 歌詞 やなぎなぎ アニメ 時間の支配者 エンディングテーマ ふりがな付

弛たゆまずに脈打みゃくうつ針音はりおと
夢現ゆめうつつのコントラスト
俄にわかに寝覚ねざめる

今日きょうもまた1つ脳のうに刻きざむ
自分じぶんらしさの由来ゆらい
きっと忘わすれない

だけどいつから
この小鳥ことりは正ただしい数かずだけ
鳴なけなくなってしまったの

時ときは空回からまわり 行いき違ちがう針はりが
君きみを遠とおざける
叶かなわない明日あしたへ

深ふかい暗くらがりの支配しはいの中なかで
君きみへ 闇雲やみくもに手てを伸のばす
それじゃタイムオーバー

脈々みゃくみゃくと流ながれる時間じかんに
置おき去さられた心こころ
ずっと探さがしていた

どうにもならない往日おうじつを
何度折なんどおり返かえせば見みつかるだろう

いずれ小鳥ことりは窓まどを閉とじて
暗くらがりに帰かえり
振ふり子こが止とまるまで待まつの

口くちを塞ふさがれたままに叫さけべば
誰だれも聞きこえないノイズになるだけ
窓まどの外側そとがわで佇たたずむ君きみに
何なにも届とどかない 届とどかないとしても

時ときを逆廻さかまわすぜんまいばねが
声こえを囚とらえても
君きみへと向むかえば
やがて動うごき出だす振ふり子この音おとが

君きみを気きづかせる
支配しはいの中なかでも

時ときを逆廻さかまわすぜんまいばねを

君きみは絡からめ取とる
支配しはいを奪うばって

やがて寄より添そった
2つの針はりが

君きみと出逢であわせる
刹那せつなのエスケープみたい