遠とおい陽炎かげろう 夢ゆめのさなかに
落おちる向日葵ひまわり 遠とおざかる星ほし
南みなみへ向むかう 十字路じゅうじろの海うみ
君きみを探さがしに行いくのです
一番星いちばんぼしがまた燃もゆるとき
空そらには君きみと作つくった地図ちずが
また揺ゆれている まだ揺ゆれている
涙なみだのせいじゃないんだろうが
まだ揺ゆれている また揺ゆれている
季節きせつは巡めぐり また時ときを知しり
ここで迎むかえた 朝陽あさひは昇のぼる
朽くち果はてたまま 残のこる景色けしきを
振ふり返かえらずに 進すすむ気持きもちよ
肩かたに手てをかけ 労ねぎらいの歌うたを
集つどい歌うたえば いつか来きた道みち
こんな所ところで また会あったな
微笑ほほえみ返かえす 影かげも無なく
廃線はいせんのホーム 焼やけ跡あとの街まち
君きみに会あいたい ただ伝つたえたい
もうすぐ冬ふゆが やってくる
雪ゆきの降ふる街まち 点ともる電灯でんとう
着きの身着みきのまま 溢あふれ出だす人ひと
街まちは賑にぎわい 言葉ことばは空そらに
吸すい込こまれては
また冬ふゆになる
遠tooいi陽炎kagerou 夢yumeのさなかにnosanakani
落oちるchiru向日葵himawari 遠tooざかるzakaru星hoshi
南minamiへhe向muかうkau 十字路juujiroのno海umi
君kimiをwo探sagaしにshini行iくのですkunodesu
一番星ichibanboshiがまたgamata燃moゆるときyurutoki
空soraにはniha君kimiとto作tsukuったtta地図chizuがga
またmata揺yuれているreteiru まだmada揺yuれているreteiru
涙namidaのせいじゃないんだろうがnoseijanaindarouga
まだmada揺yuれているreteiru またmata揺yuれているreteiru
季節kisetsuはha巡meguりri またmata時tokiをwo知shiりri
ここでkokode迎mukaえたeta 朝陽asahiはha昇noboるru
朽kuちchi果haてたままtetamama 残nokoるru景色keshikiをwo
振fuりri返kaeらずにrazuni 進susuむmu気持kimoちよchiyo
肩kataにni手teをかけwokake 労negiraいのino歌utaをwo
集tsudoいi歌utaえばeba いつかitsuka来kiたta道michi
こんなkonna所tokoroでde またmata会aったなttana
微笑hohoeみmi返kaeすsu 影kageもmo無naくku
廃線haisenのnoホhoームmu 焼yaけke跡atoのno街machi
君kimiにni会aいたいitai ただtada伝tsutaえたいetai
もうすぐmousugu冬fuyuがga やってくるyattekuru
雪yukiのno降fuるru街machi 点tomoるru電灯dentou
着kiのno身着mikiのままnomama 溢afuれre出daすsu人hito
街machiはha賑nigiわいwai 言葉kotobaはha空soraにni
吸suいi込koまれてはmareteha
またmata冬fuyuになるninaru