夜よるを看取みとった 空そらに種火たねびが
まだ 街角まちかどは眠ねむったまま 静しずかに
布ぬので包つつんだ 君きみの寝息ねいきが
ただ 霧きりの様ような灯あかりで 部屋へや照てらした
変かわらぬ愛あいを知しって
瞳ひとみ輝かがやき増まして
時間じかんよ止とまれよ
君きみを誇ほこる事ことで
私わたしは生いきているって
呆あきれた本当ほんとうさ
なにもないな
街まちは怒いかりと 夢ゆめを注そそいだ
ああ うんざりだ僕ぼくらは ただの器うつわだ
布ぬのに籠こもった 残のこり香が 君きみの吐息といきが
何なにも 持もつ事ことのできない手てを 握にぎった
止やまない愛あいを知しって
世界せかい色いろづき出だして
命いのちよ続つづけよ
いつも気付きづいていた
君きみに渡わたせるものが
馬鹿ばかげた僕ぼくには
なにもないな
変かわらぬ愛あいを知しって
瞳ひとみ輝かがやき増まして
時間じかんよ止とまれよ
君きみを誇ほこる事ことで
私わたしは生いきているって
呆あきれた本当ほんとうさ
ああ なにもないな
夜yoruをwo看取mitoったtta 空soraにni種火tanebiがga
まだmada 街角machikadoはha眠nemuったままttamama 静shizuかにkani
布nunoでde包tsutsuんだnda 君kimiのno寝息neikiがga
ただtada 霧kiriのno様youなna灯akaりでride 部屋heya照teらしたrashita
変kaわらぬwaranu愛aiをwo知shiってtte
瞳hitomi輝kagayaきki増maしてshite
時間jikanよyo止toまれよmareyo
君kimiをwo誇hokoるru事kotoでde
私watashiはha生iきているってkiteirutte
呆akiれたreta本当hontouさsa
なにもないなnanimonaina
街machiはha怒ikaりとrito 夢yumeをwo注sosoいだida
ああaa うんざりだunzarida僕bokuらはraha ただのtadano器utsuwaだda
布nunoにni籠koもったmotta 残nokoりri香ga 君kimiのno吐息toikiがga
何naniもmo 持moつtsu事kotoのできないnodekinai手teをwo 握nigiったtta
止yaまないmanai愛aiをwo知shiってtte
世界sekai色iroづきduki出daしてshite
命inochiよyo続tsuduけよkeyo
いつもitsumo気付kiduいていたiteita
君kimiにni渡wataせるものがserumonoga
馬鹿bakaげたgeta僕bokuにはniha
なにもないなnanimonaina
変kaわらぬwaranu愛aiをwo知shiってtte
瞳hitomi輝kagayaきki増maしてshite
時間jikanよyo止toまれよmareyo
君kimiをwo誇hokoるru事kotoでde
私watashiはha生iきているってkiteirutte
呆akiれたreta本当hontouさsa
ああaa なにもないなnanimonaina