おれだってギター1本抱えて 田舎から上京したかった 歌詞 スガシカオ ふりがな付

夜行やこうバスの狭せまいシートに座すわって 東京とうきょうの街まちをただ目指めざしたかった
荷物にもつはアコギと夢ゆめと君きみの手紙てがみ 握にぎりしめ泣なきたかった

バスの窓まどにはギラッとした瞳ひとみ ぼんやりと映うつってるんだ

バイト先さきの店長てんちょうを殴なぐって 血ちまみれの指ゆびでギター弾ひいたり
ウブな彼女かのじょ田舎いなかに残のこして 夜よるのベランダで叫さけびたかった

そして東京とうきょうに汚よごされていく歌うた かき鳴ならすのさ

渋谷区しぶやく初期しょき衝動しょうどう 2 丁目ちょうめ 3 ー 2 のマンション
腐くさって生うまれてきた不良ふりょう債権さいけんのおれは
すぐ前まえが首都高しゅとこうで排気はいきガス吸すって
こんな声こえになって 歌うたをうたっています

水商売みずしょうばいの女おんなに食くわしてもらって 好すきでもないのにキスしたかった
4日間よっかかん履はいた下着したぎ裏うらではいて アパートの電気でんき止とめられたかった

そんな根性こんじょうもなく部屋へやでくすぶって 夢ゆめに逃にげてばっかり

くしくも東京とうきょうで生うまれて
貧乏びんぼうで卑屈ひくつな下町したまちで育そだった不良ふりょう債権さいけん野郎やろうは
明日あしたとか未来みらいがスモッグで濁にごって
見みえないままずっと 歌うたをうたっています

もう取とり繕つくろいようもない
もう取とり替かえようもない

花はなの都みやこで夢ゆめを掴つかむため 手てを伸のばしたかった

渋谷区しぶやく初期しょき衝動しょうどう 2 丁目ちょうめ 3 ー 2 のマンション
腐くさって生うまれてきた不良ふりょう債権さいけんのガキは
すぐ前まえが首都高しゅとこうで 排気はいきガス吸すって
こんな声こえになって 歌うたをうたっています