つもる話 歌詞 菅田将暉 ふりがな付

ぐでんぐでんのマフラー
ゆるやかな始はじまり
君きみからのプレゼントなんて
僕ぼくの手てにはない

この体からだ 凍いてつく心こころ
蔑ないがしろにした いつもの喫煙所きつえんじょ

ぐでんぐでんのマフラー
恥はずかしがらずに
僕ぼくからのプレゼントだって
言いえば良よかったな

その体からだ 染しみつく仕草しぐさ
蔑ないがしろにして いつもの喫煙所きつえんじょ

三人さんにんがけのベンチに一人ひとり
どかっと座すわって
煙けむりを吐はいて足あしを組くんでは
首くびが折おれ曲まがる

いつもより白しろい煙けむりがマフラーを撫なでた
いつもより赤あかい月つきには踊おどらされたくない

何気なにげない言葉ことば 欲ほしさにつけこんだメロディ
伸のびきった気持きもちに 針はりを通とおして
君きみは僕ぼくに首くびったけ

ぐでんぐでんのマフラー
懐なつかしがらずに
神かみさまのプレゼントだって
泣なけばよかったな

あの体からだ 逸そらした視線しせん
蔑ないがしろにした いつもの喫煙所きつえんじょ

味気あじけないくもり空ぞらなら
どうせなら雪ゆきでも降ふればいい
ほつれた毛糸けいとから カゼ カゼ カゼ

何気なにげない言葉ことば 欲ほしさにつけこんだメロディ
伸のびきった気持きもちに 針はりを通とおして
君きみは僕ぼくに首くびったけ