ココロノジカン 歌詞 谷村新司 ふりがな付

あー逢あいたくて 君きみに逢あいたくて
誰だれも知しらない場所ばしょへ 遠とおい遠とおい場所ばしょへ
あー逢あいたくて 君きみに逢あいたくて
ココロの声こえを聞きいた 夜明よあけの汽車きしゃにのった

街まちが途切とぎれてゆく 涙なみだうすれてゆく
景色けしき流ながれてゆく 僕ぼくが流ながれてゆく

風かぜの中なかで君きみは 僕ぼくを待まつのだろか
やわらかなその手てで抱だいてくれるのだろうか

あー逢あいたくて 君きみに逢あいたくて
日々ひびの暮くらしの中なかで僕ぼくは迷まよっていた
あー逢あいたくて 君きみに逢あいたくて
僕ぼくは僕ぼくに戻もどろう 厚あつい上着うわぎ脱ぬいで

ひとつ過すぎる駅えきは 僕ぼくの昨日きのうのこと
そして向むかう駅えきは 僕ぼくの明日あすのこと

風かぜの中なかで君きみは 僕ぼくを待まつのだろか
やわらかなその手てで抱だいてくれるのだろうか

君きみに向むかう旅たびが 僕ぼくを戻もどしてゆく
僕ぼくは僕ぼくでいようココロのカタチのまま

風かぜの中なかで君きみは 僕ぼくを待まつのだろか
やわらかなその手てで抱だいてくれるのだろうか