足早あしばやに暮くれてゆく 秋あきの夕陽ゆうひのいさぎよさ
久ひさしぶりに散歩さんぽする父ちちと二人ふたりの遠回とおまわり
はるか昔むかしにこの人ひとの背中せなかで聞きいた祭まつりばやし
遠とおく聞きこえて道みちの向むこうに目めをやれば
影かげを落おとして小ちいさなカラスが空そらを行いく
"人生じんせいは祭まつりのよう"何気なにげなく貴方あなたは言いった
その後あとの淋さびしさにたえる勇気ゆうきが出来できました
残のこり少すくない祭まつりの夜よるは
せめて一緒いっしょにそばに坐すわって
酒さけでも飲のんで同おなじ話はなしを繰くり返かえし
胸むねのページに書かき写うつしてすごしていよう
哀かなしくて哀かなしくて 体からだ全部ぜんぶが哀かなしくて
目頭めがしらが熱あつくなり思おもわず貴方あなたを追おいこした
見みえていますかこれが貴方あなたの 見みえていますかこれが貴方あなたの
夢ゆめを削けずった 夢ゆめをこわした背中せなかです
震ふるえているのはきっときっと…
震ふるえているのはきっときっと…
足早ashibayaにni暮kuれてゆくreteyuku 秋akiのno夕陽yuuhiのいさぎよさnoisagiyosa
久hisaしぶりにshiburini散歩sanpoするsuru父chichiとto二人futariのno遠回toomawaりri
はるかharuka昔mukashiにこのnikono人hitoのno背中senakaでde聞kiいたita祭matsuりばやしribayashi
遠tooくku聞kiこえてkoete道michiのno向mukoうにuni目meをやればwoyareba
影kageをwo落oとしてtoshite小chiiさなsanaカラスkarasuがga空soraをwo行iくku
"人生jinseiはha祭matsuりのようrinoyou"何気nanigeなくnaku貴方anataはha言iったtta
そのsono後atoのno淋sabiしさにたえるshisanitaeru勇気yuukiがga出来dekiましたmashita
残nokoりri少sukuないnai祭matsuりのrino夜yoruはha
せめてsemete一緒issyoにそばにnisobani坐suwaってtte
酒sakeでもdemo飲noんでnde同onaじji話hanashiをwo繰kuりri返kaeしshi
胸muneのnoペpeージjiにni書kaきki写utsuしてすごしていようshitesugoshiteiyou
哀kanaしくてshikute哀kanaしくてshikute 体karada全部zenbuがga哀kanaしくてshikute
目頭megashiraがga熱atsuくなりkunari思omoわずwazu貴方anataをwo追oいこしたikoshita
見miえていますかこれがeteimasukakorega貴方anataのno 見miえていますかこれがeteimasukakorega貴方anataのno
夢yumeをwo削kezuったtta 夢yumeをこわしたwokowashita背中senakaですdesu
震furuえているのはきっときっとeteirunohakittokitto…
震furuえているのはきっときっとeteirunohakittokitto…