いぶし銀ぎんのキャブレター
地ちを揺ゆるがす排気音はいきおん
町外まちはずれの直線ちょくせんでは
計器けいきの針はりを振ふりちぎる
本牧ほんもくから三崎みさきまで
夜明よあけを見みに飛とばしたよ
矢やのように
バーガー・インの可愛かわいい娘むすめ
出逢であったのは三み月前つきまえ
駐車場ちゅうしゃじょうで海うみを見みた
あの娘この瞳ひとみに星ほしが降ふるよ
勤つとめていた工場こうじょうが
倒産とうさんしたその夜よるに
別わかれた
流ながれ星ぼしのように
俺おれは生いきたい
一度いちどきりの人生じんせい
激はげしく燃もえ尽つきる
悪わるいダチが俺おれ誘さそうのさ
危あぶない橋はし渡わたれよと
あの娘この名なを刺繍ししゅうした
革かわジャン着きて…着きて突つっぱしる
流ながれ星ぼしは消きえる前まえ
まばゆく燃もえるのさ 男おとこの意地いじを見みせてくれ
いぶし銀ぎんのキャブレター
地ちを揺ゆるがす排気音はいきおん
いぶしibushi銀ginのnoキャブレタkyaburetaー
地chiをwo揺yuるがすrugasu排気音haikion
町外machihazuれのreno直線chokusenではdeha
計器keikiのno針hariをwo振fuりちぎるrichigiru
本牧honmokuからkara三崎misakiまでmade
夜明yoaけをkewo見miにni飛toばしたよbashitayo
矢yaのようにnoyouni
バbaーガgaー・インinのno可愛kawaiいi娘musume
出逢deaったのはttanoha三mi月前tsukimae
駐車場chuusyajouでde海umiをwo見miたta
あのano娘koのno瞳hitomiにni星hoshiがga降fuるよruyo
勤tsutoめていたmeteita工場koujouがga
倒産tousanしたそのshitasono夜yoruにni
別wakaれたreta
流nagaれre星boshiのようにnoyouni
俺oreはha生iきたいkitai
一度ichidoきりのkirino人生jinsei
激hageしくshiku燃moえe尽tsuきるkiru
悪waruいiダチdachiがga俺ore誘sasoうのさunosa
危abuないnai橋hashi渡wataれよとreyoto
あのano娘koのno名naをwo刺繍shisyuuしたshita
革kawaジャンjan着kiてte…着kiてte突tsuっぱしるppashiru
流nagaれre星boshiはha消kiえるeru前mae
まばゆくmabayuku燃moえるのさerunosa 男otokoのno意地ijiをwo見miせてくれsetekure
いぶしibushi銀ginのnoキャブレタkyaburetaー
地chiをwo揺yuるがすrugasu排気音haikion