誰だれにも気きづかれずとも一いち輪りんの幽かすかな花はな、ほころんでいました
燃もえるような紅べにとは言いえないが、静しずかな赤あかひらめかせていた
両足りょうあしにひきずる過去かこがずっと僕ぼくを立たち止どまらせていました
この迷まよいを断たち切きればいつか僕ぼくも隣となりで咲さけるでしょうか
指ゆびをすり抜ぬける未来みらいは、何なにを間違まちがえた罰ばつか?
自分じぶんを傷きずつけるばかりで
つましい喜よろこび、それさえ躊躇ためらってしまう
もうやめにしたいよ
花はなはただ凛りんと咲さいていました
それだけで僕ぼくは幸しあわせでした
この一いち輪りんだけを守まもれたらいい
強つよくありたいと願ねがって僕ぼくは
捨すてた弱よわさ、また拾ひろっていました
迷まよいは断たち切きれない、迷まよいながら僕ぼくになって
土つちに逞たくましく根ねを張はるように、風かぜにはかなく揺ゆれ動うごくように
ゆるりほころんでいく
誰だれにも気きづかれずとも一いち輪りんの幽かすかな花はな、ほころんでいました
生うまれた場所ばしょに縛しばられていようが、誰だれより自由じゆうに揺ゆらいでた
両足りょうあしに引ひきずる過去かこもちゃんと明日あしたに携たずさえていかなくちゃ
無むと全ぜんの間あいだを行いって帰かえる、僕ぼくはその中なかにある気きがした
弱よわさを認みとめられないから
強つよく揺ゆるぎない、容易たやすくへし折おれる心こころ
寂さびしさに見み覚おぼえがありました
それは君きみの形かたちをしていました
遠とおく過すぎ去さるだけの徒夢あだゆめの日々ひび
静心しずこころなく散ちるように生いきて
何なにも満みたされていないのに
どうして僕ぼくはこの日々ひびを続つづけるんだろう
もうやめにしたいよ
花はなはただ凛りんと咲さいていました
それだけで僕ぼくは幸しあわせでした
この一いち輪りんだけを守まもれたらいい
強つよくありたいと願ねがって僕ぼくは
捨すてた弱よわさ、また拾ひろっていました
迷まよいは断たち切きれない、迷まよいながら僕ぼくになって
土つちに逞たくましく根ねを張はるように、風かぜにはかなく揺ゆれ動うごくように
ゆるりほころんでいく
誰dareにもnimo気kiづかれずともdukarezutomo一ichi輪rinのno幽kasuかなkana花hana、ほころんでいましたhokorondeimashita
燃moえるようなeruyouna紅beniとはtoha言iえないがenaiga、静shizuかなkana赤akaひらめかせていたhiramekaseteita
両足ryouashiにひきずるnihikizuru過去kakoがずっとgazutto僕bokuをwo立taちchi止doまらせていましたmaraseteimashita
このkono迷mayoいをiwo断taちchi切kiればいつかrebaitsuka僕bokuもmo隣tonariでde咲saけるでしょうかkerudesyouka
指yubiをすりwosuri抜nuけるkeru未来miraiはha、何naniをwo間違machigaえたeta罰batsuかka?
自分jibunをwo傷kizuつけるばかりでtsukerubakaride
つましいtsumashii喜yorokoびbi、それさえsoresae躊躇tameraってしまうtteshimau
もうやめにしたいよmouyamenishitaiyo
花hanaはただhatada凛rinとto咲saいていましたiteimashita
それだけでsoredakede僕bokuはha幸shiawaせでしたsedeshita
このkono一ichi輪rinだけをdakewo守mamoれたらいいretaraii
強tsuyoくありたいとkuaritaito願negaってtte僕bokuはha
捨suてたteta弱yowaさsa、またmata拾hiroっていましたtteimashita
迷mayoいはiha断taちchi切kiれないrenai、迷mayoいながらinagara僕bokuになってninatte
土tsuchiにni逞takumaしくshiku根neをwo張haるようにruyouni、風kazeにはかなくnihakanaku揺yuれre動ugoくようにkuyouni
ゆるりほころんでいくyururihokorondeiku
誰dareにもnimo気kiづかれずともdukarezutomo一ichi輪rinのno幽kasuかなkana花hana、ほころんでいましたhokorondeimashita
生uまれたmareta場所basyoにni縛shibaられていようがrareteiyouga、誰dareよりyori自由jiyuuにni揺yuらいでたraideta
両足ryouashiにni引hiきずるkizuru過去kakoもちゃんとmochanto明日ashitaにni携tazusaえていかなくちゃeteikanakucha
無muとto全zenのno間aidaをwo行iってtte帰kaeるru、僕bokuはそのhasono中nakaにあるniaru気kiがしたgashita
弱yowaさをsawo認mitoめられないからmerarenaikara
強tsuyoくku揺yuるぎないruginai、容易tayasuくへしkuheshi折oれるreru心kokoro
寂sabiしさにshisani見mi覚oboえがありましたegaarimashita
それはsoreha君kimiのno形katachiをしていましたwoshiteimashita
遠tooくku過suぎgi去saるだけのrudakeno徒夢adayumeのno日々hibi
静心shizukokoroなくnaku散chiるようにruyouni生iきてkite
何naniもmo満miたされていないのにtasareteinainoni
どうしてdoushite僕bokuはこのhakono日々hibiをwo続tsuduけるんだろうkerundarou
もうやめにしたいよmouyamenishitaiyo
花hanaはただhatada凛rinとto咲saいていましたiteimashita
それだけでsoredakede僕bokuはha幸shiawaせでしたsedeshita
このkono一ichi輪rinだけをdakewo守mamoれたらいいretaraii
強tsuyoくありたいとkuaritaito願negaってtte僕bokuはha
捨suてたteta弱yowaさsa、またmata拾hiroっていましたtteimashita
迷mayoいはiha断taちchi切kiれないrenai、迷mayoいながらinagara僕bokuになってninatte
土tsuchiにni逞takumaしくshiku根neをwo張haるようにruyouni、風kazeにはかなくnihakanaku揺yuれre動ugoくようにkuyouni
ゆるりほころんでいくyururihokorondeiku