よみ:おおさかでうまれたおんな・18
大阪で生まれた女・18 歌詞
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放課後ほうかごのグランドで 待まち合あわせて帰かえる
二人ふたりを西陽にしびがつつんでいる
生徒せいと手帳てちょうの中なかの写真しゃしんが
愛あいを教おしえていた
大阪おおさかの風かぜをうけて歩あるいた
まだなにも知しらなかった
大阪おおさかは二人ふたりにとって大おおきすぎて
怯おびえるようにながめていた
放課後ほうかごのグランドで待まち合あわせて帰かえる
風かぜにほこりが笑わらってた
ある日ひ 母ははが眠ねむった朝あさ
ただとまどっていた二人ふたり
すべてがその日ひから変かわりはじめ
男おとこは夢ゆめにむかいはじめた
大阪おおさかの街まちを二人ふたりで歩あるき
少すこし大人おとなを演えんじていた
大阪おおさかの街まちは二人ふたりを見みていた
小ちいさな恋人こいびと達たちを見みていた
ある日ひ 母ははが眠ねむった朝あさ
小ちいさな男おとこが歩あるき出だした
卒業そつぎょうをむかえた 3月がつのある日ひ
二人ふたりはもっと愛あいしはじめ
この愛あいのくずれることだけが
とても怖こわかった
大阪おおさかでぎこちなく生いきていても
夢ゆめを見みれないと思おもってた
大阪おおさかを出でることでそれに変かわる
夢ゆめを手てにいれようと思おもった
卒業そつぎょうをむかえた3月がつのある日ひ
愛あいはより深ふかくなった
踊おどり疲つかれた ディスコの帰かえり
これで青春せいしゅんも終おわりかなとつぶやいて
あなたの肩かたをながめながら
やせたなと思おもったら泣なけてきた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
大阪おおさかの街まち よう捨すてん
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
東京とうきょうへはようついていかん
踊おどり疲つかれたディスコの帰かえり
電信柱でんしんばしらにしみついた夜よる
男おとこは夢ゆめに 立たちむかうけれど
女おんなはまもるものがある
男おとこは壁かべをのりこえるけれど
女おんなは愛あいをさがした
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
この街まちをまもりたい
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
この街まちで何なにかをさがしてた
男おとこは夢ゆめに立たちむかうけれど
女おんなはまもる愛あいをみた
たどり着ついたら 一人ひとりの部屋へや
裸電球はだかでんきゅうをつけたげど 又また消けして
あなたの顔かおを思おもい出だしながら
終おわりかなと思おもったら泣なけてきた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやけど
大阪おおさかの街まちを出でよう
大阪おおさかで生うまれた女おんなやけど
あなたについて行いこうと決きめた
たどり着ついたら一人ひとりの部屋へや
青春せいしゅんに心こころをふるわせた部屋へや
ひかり32号ごうに乗のって 東京とうきょうへと
涙なみだがとめどなく流ながれつづけた
街まちをすてることの涙なみだと
止とめる言葉ことばをふりきる涙なみだ
大阪おおさかの街まちをふりかえると
そこにも夢ゆめはあった
大阪おおさかの街まちをふりかえると
そこにも愛あいは確たしかにあった
ひかり32号ごうに乗のって東京とうきょうへと
二人ふたりきりの夢ゆめを持もって……
立教大学りっきょうだいがくの近ちかくの小ちいさな部屋へや
それが二人ふたりの愛あいのかたまり
夢ゆめを追おいつづける二人ふたりは
現実げんじつのすべてを見みた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
負まけられへんと思おもった
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
がんばらなあかんと言いいつづけた
立教大学りっきょうだいがくの近ちかくの小ちいさな部屋へや
何なにもないけど輝かがやいていた
学生達がくせいたちでにぎわうこの街まちに
似合にあいもしない二人ふたりのくらし
求人きゅうじん広告こうこくを目めでおいながら
なんとかなるよとつぶやいた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやもん
夢ゆめをもたんとよう生いきていかん
大阪おおさかで生うまれた女おんなやもん
負まけられへんそれが口くちぐせ
学生達がくせいたちでにぎわうこの街まちに
今夜こんや小雨こさめの空そらの色いろ
今日きょう 西口にしぐちのロータリーでのもめごと
警官けいかんが学生がくせいを追おいかけてた
生いきることに必死ひっしの二人ふたりには
馬鹿ばかげたことだと思おもえた
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
夕焼ゆうやけ色いろのビルは喜よろこび
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
明日あしたを感かんじる何なにかがほしい
今日きょう 西口にしぐち ロータリーでのもめごと
テール・ランプに揺ゆれる人影ひとかげ
あつい日々ひびを生いきてた二人ふたり
夢ゆめは現実げんじつにくずれ去さろうとする
苦くるしみの中なかで二人ふたりの愛あいだけが
ただ一ひとつの本当ほんとうのこと
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
喜よろこびはどこにあるのだろう
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
悲かなしみはどこにあるのだろう
あつい日々ひびを生いきてた二人ふたり
愛あいしか信しんじるものはなかった
ゆうべ二人ふたりの部屋へやに届とどいた手紙てがみ
つらいメッセージだった
そんな暮くらしをはやくやめて
大阪おおさかへ帰かえれと言いっている
大阪おおさかから飛とび出だした若わかい二人ふたりは
とまどうばかりだった
大阪おおさかから飛とび出だした若わかい二人ふたりは
この街まちで怯おびえていた
ゆうべ届とどいた手紙てがみに
目めをふさぐ二人ふたりがいた
なすすべもなく眠ねむる人ひとよ
あなたの夢ゆめは終おわりじゃない
現実げんじつにくずれ去さることよりも
現実げんじつを生いきてほしい
大阪おおさかで生うまれた女おんなが今日きょう
東京とうきょうを一人ひとり 出でて行いく
大阪おおさかで生うまれた女おんなが今日きょう
生うまれた街まちへと帰かえって行いく
なすすべもなく眠ねむる人ひとよ
自分じぶんをこわさないでほしい
扉とびらをあける 扉とびらをしめる
きしむような 音おとがする
心こころに扉とびらがあったら
二人ふたりの扉とびらに鍵かぎがかけられた
大阪おおさかからの手紙てがみはやがて
色いろあせた悲かなしみに変かわり
大阪おおさかからの手紙てがみはそして
色いろあせた人生じんせいの事実じじつとなった
二人ふたりには好すきな人ひとが出来でき
やがて大人おとなの扉とびらをあけた
やがて愛あいする子供こどもが出来でき
あの青春せいしゅんを思おもい出だす
やがて愛あいする子供こどもが出来できても
あの日々ひびは消きえない
大阪おおさかはめまぐるしく変かわって行いく
時代じだいを創つくる人達ひとたちの手てで
大阪おおさかを変かえて行いく時代じだいの中なかで
あなたのうわさを聞きくことがある
ここで愛あいする子供こどもが遊あそんでいる
あの日ひの思おもい出でにありがとう
最後さいごの手紙てがみ
夢ゆめをつかんだ人ひとへ
すばらしい人生じんせいを創つくる人ひとよ
あなたがくれた日々ひびに乾杯かんぱい
大阪おおさかは今日きょうもあの日ひのまま
あなたの青春せいしゅんが残のこっている
大阪おおさかは今日きょうも活気かっきにあふれ
又またどこからか人ひとが来くる
最後さいごの手紙てがみ
夢ゆめをつかんだ人ひとへおめでとう
大阪おおさかで生うまれた女おんなより
大阪おおさかで生うまれた女おんなより
すべてをつつむ力ちからがあれば
愛あいは終おわらない
たとえばあの陽ひのように
すべてをつつめば……
そこに 街まちがあり人ひとが住すむ
そこに 川かわが流ながれ、鳥とりが舞まう
そこに 小ちいさなアパートがあり
そこに 永久とわの愛あいがあるかも知しれない
でも それを
大人達おとなたちは知しらない
青春せいしゅんは何なにかを
つかもうとする時とき
ゆがんだ正義せいぎを
つかまされもする
それを否定ひていすることは出来できない
たとえ小ちいさな過あやまちでさえも
それは小ちいさな二人ふたりの
愛あいのせいではなく
青春せいしゅんそのものが
ゆれ動うごく時代じだい
二人ふたりを西陽にしびがつつんでいる
生徒せいと手帳てちょうの中なかの写真しゃしんが
愛あいを教おしえていた
大阪おおさかの風かぜをうけて歩あるいた
まだなにも知しらなかった
大阪おおさかは二人ふたりにとって大おおきすぎて
怯おびえるようにながめていた
放課後ほうかごのグランドで待まち合あわせて帰かえる
風かぜにほこりが笑わらってた
ある日ひ 母ははが眠ねむった朝あさ
ただとまどっていた二人ふたり
すべてがその日ひから変かわりはじめ
男おとこは夢ゆめにむかいはじめた
大阪おおさかの街まちを二人ふたりで歩あるき
少すこし大人おとなを演えんじていた
大阪おおさかの街まちは二人ふたりを見みていた
小ちいさな恋人こいびと達たちを見みていた
ある日ひ 母ははが眠ねむった朝あさ
小ちいさな男おとこが歩あるき出だした
卒業そつぎょうをむかえた 3月がつのある日ひ
二人ふたりはもっと愛あいしはじめ
この愛あいのくずれることだけが
とても怖こわかった
大阪おおさかでぎこちなく生いきていても
夢ゆめを見みれないと思おもってた
大阪おおさかを出でることでそれに変かわる
夢ゆめを手てにいれようと思おもった
卒業そつぎょうをむかえた3月がつのある日ひ
愛あいはより深ふかくなった
踊おどり疲つかれた ディスコの帰かえり
これで青春せいしゅんも終おわりかなとつぶやいて
あなたの肩かたをながめながら
やせたなと思おもったら泣なけてきた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
大阪おおさかの街まち よう捨すてん
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
東京とうきょうへはようついていかん
踊おどり疲つかれたディスコの帰かえり
電信柱でんしんばしらにしみついた夜よる
男おとこは夢ゆめに 立たちむかうけれど
女おんなはまもるものがある
男おとこは壁かべをのりこえるけれど
女おんなは愛あいをさがした
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
この街まちをまもりたい
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
この街まちで何なにかをさがしてた
男おとこは夢ゆめに立たちむかうけれど
女おんなはまもる愛あいをみた
たどり着ついたら 一人ひとりの部屋へや
裸電球はだかでんきゅうをつけたげど 又また消けして
あなたの顔かおを思おもい出だしながら
終おわりかなと思おもったら泣なけてきた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやけど
大阪おおさかの街まちを出でよう
大阪おおさかで生うまれた女おんなやけど
あなたについて行いこうと決きめた
たどり着ついたら一人ひとりの部屋へや
青春せいしゅんに心こころをふるわせた部屋へや
ひかり32号ごうに乗のって 東京とうきょうへと
涙なみだがとめどなく流ながれつづけた
街まちをすてることの涙なみだと
止とめる言葉ことばをふりきる涙なみだ
大阪おおさかの街まちをふりかえると
そこにも夢ゆめはあった
大阪おおさかの街まちをふりかえると
そこにも愛あいは確たしかにあった
ひかり32号ごうに乗のって東京とうきょうへと
二人ふたりきりの夢ゆめを持もって……
立教大学りっきょうだいがくの近ちかくの小ちいさな部屋へや
それが二人ふたりの愛あいのかたまり
夢ゆめを追おいつづける二人ふたりは
現実げんじつのすべてを見みた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
負まけられへんと思おもった
大阪おおさかで生うまれた女おんなやさかい
がんばらなあかんと言いいつづけた
立教大学りっきょうだいがくの近ちかくの小ちいさな部屋へや
何なにもないけど輝かがやいていた
学生達がくせいたちでにぎわうこの街まちに
似合にあいもしない二人ふたりのくらし
求人きゅうじん広告こうこくを目めでおいながら
なんとかなるよとつぶやいた
大阪おおさかで生うまれた女おんなやもん
夢ゆめをもたんとよう生いきていかん
大阪おおさかで生うまれた女おんなやもん
負まけられへんそれが口くちぐせ
学生達がくせいたちでにぎわうこの街まちに
今夜こんや小雨こさめの空そらの色いろ
今日きょう 西口にしぐちのロータリーでのもめごと
警官けいかんが学生がくせいを追おいかけてた
生いきることに必死ひっしの二人ふたりには
馬鹿ばかげたことだと思おもえた
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
夕焼ゆうやけ色いろのビルは喜よろこび
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
明日あしたを感かんじる何なにかがほしい
今日きょう 西口にしぐち ロータリーでのもめごと
テール・ランプに揺ゆれる人影ひとかげ
あつい日々ひびを生いきてた二人ふたり
夢ゆめは現実げんじつにくずれ去さろうとする
苦くるしみの中なかで二人ふたりの愛あいだけが
ただ一ひとつの本当ほんとうのこと
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
喜よろこびはどこにあるのだろう
大阪おおさかで生うまれた女おんなにとって
悲かなしみはどこにあるのだろう
あつい日々ひびを生いきてた二人ふたり
愛あいしか信しんじるものはなかった
ゆうべ二人ふたりの部屋へやに届とどいた手紙てがみ
つらいメッセージだった
そんな暮くらしをはやくやめて
大阪おおさかへ帰かえれと言いっている
大阪おおさかから飛とび出だした若わかい二人ふたりは
とまどうばかりだった
大阪おおさかから飛とび出だした若わかい二人ふたりは
この街まちで怯おびえていた
ゆうべ届とどいた手紙てがみに
目めをふさぐ二人ふたりがいた
なすすべもなく眠ねむる人ひとよ
あなたの夢ゆめは終おわりじゃない
現実げんじつにくずれ去さることよりも
現実げんじつを生いきてほしい
大阪おおさかで生うまれた女おんなが今日きょう
東京とうきょうを一人ひとり 出でて行いく
大阪おおさかで生うまれた女おんなが今日きょう
生うまれた街まちへと帰かえって行いく
なすすべもなく眠ねむる人ひとよ
自分じぶんをこわさないでほしい
扉とびらをあける 扉とびらをしめる
きしむような 音おとがする
心こころに扉とびらがあったら
二人ふたりの扉とびらに鍵かぎがかけられた
大阪おおさかからの手紙てがみはやがて
色いろあせた悲かなしみに変かわり
大阪おおさかからの手紙てがみはそして
色いろあせた人生じんせいの事実じじつとなった
二人ふたりには好すきな人ひとが出来でき
やがて大人おとなの扉とびらをあけた
やがて愛あいする子供こどもが出来でき
あの青春せいしゅんを思おもい出だす
やがて愛あいする子供こどもが出来できても
あの日々ひびは消きえない
大阪おおさかはめまぐるしく変かわって行いく
時代じだいを創つくる人達ひとたちの手てで
大阪おおさかを変かえて行いく時代じだいの中なかで
あなたのうわさを聞きくことがある
ここで愛あいする子供こどもが遊あそんでいる
あの日ひの思おもい出でにありがとう
最後さいごの手紙てがみ
夢ゆめをつかんだ人ひとへ
すばらしい人生じんせいを創つくる人ひとよ
あなたがくれた日々ひびに乾杯かんぱい
大阪おおさかは今日きょうもあの日ひのまま
あなたの青春せいしゅんが残のこっている
大阪おおさかは今日きょうも活気かっきにあふれ
又またどこからか人ひとが来くる
最後さいごの手紙てがみ
夢ゆめをつかんだ人ひとへおめでとう
大阪おおさかで生うまれた女おんなより
大阪おおさかで生うまれた女おんなより
すべてをつつむ力ちからがあれば
愛あいは終おわらない
たとえばあの陽ひのように
すべてをつつめば……
そこに 街まちがあり人ひとが住すむ
そこに 川かわが流ながれ、鳥とりが舞まう
そこに 小ちいさなアパートがあり
そこに 永久とわの愛あいがあるかも知しれない
でも それを
大人達おとなたちは知しらない
青春せいしゅんは何なにかを
つかもうとする時とき
ゆがんだ正義せいぎを
つかまされもする
それを否定ひていすることは出来できない
たとえ小ちいさな過あやまちでさえも
それは小ちいさな二人ふたりの
愛あいのせいではなく
青春せいしゅんそのものが
ゆれ動うごく時代じだい