青春花火 歌詞 新沼謙治 ふりがな付

雨あめが止やみ 雲くもが湧わき 夏なつが来くる
汗あせをかき 夜よるが来きて 花火はなびが上あがる
幾いくつかの 時ときが行いき 夏なつが来くる
思おもい出だす あの空そらに 花火はなびが燃もえる

狭せまい路地ろじ走ばしり 露店ろてん擦すり抜ぬけて
あの娘こと 並ならんで 見上みあげた夜空よぞら

青春せいしゅん あゝああ 儚はかなく 美うつくしい
俺おれたちは花火はなび 花火はなびだった…青春せいしゅん
恋こいをして 涙なみだした 夏なつがある
愛あいを知しり めぐり逢あった 小ちいさな暮くらし
夢ゆめを見みて 諦あきらめた 夏なつがある
人ひとを知しり 歩あるき出だし 流ながれる月日つきひ

二度にどと戻もどれない 二度にどと還かえらない
何処どこかで あの娘こも 見みているだろか

青春せいしゅん あゝああ この胸むね 鮮あざやかに
打うち上あがる花火はなび 花火はなびがある…青春せいしゅん
青春せいしゅん あゝああ 儚はかなく 美うつくしい
俺おれたちば花火はなび 花火はなびだった…青春せいしゅん