カガミヨカガミ 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

男おとこだとか女おんなだとか
気きにせず何なんでも言いい合あえる
そんな仲なかが気楽きらくだった
なにより楽たのしかった

おかしくもないのに笑わらえない
写真しゃしんはいつも引ひきつる笑顔えがお
指ゆびを指さして茶化ちゃかすアイツに
「うるさいな!」と言いって笑わらえた

めずらしく熱あつく語かたる
真剣しんけんな横顔よこがおを何度なんども
一人ひとりの帰かえり道みちずっと
思おもい返かえしていたあの時ときからだ

友達ともだちのままでいれば
終おわりは来きないと知しってて
好すきと言いわずにいられない
自分じぶんがきらい
鏡かがみよ鏡かがみ 今いまうつる
恋こいに落おちて不安ふあんそうな
この子こは一体いったい誰だれなの?
教おしえてよ

元気げんきかと肩かたを叩たたいて
振ふり向むいて走はしり去さった
顔かおもまともに見みられない
このままじゃ悟さとられそう

まるで失敗しっぱいしたコピー
表おもても裏うらも同おなじアイツ
誰だれにも同おなじ様ように話はなす
姿すがたをいつか目めで追おっていた

他ほかの誰だれかに響ひびかなくても
自分じぶんが好すきならよかった
イヤホンのこの曲きょくでさえ
アイツが好すきかどうか今いまは気きになる

友達ともだちのままでいれば
終おわりは来こないと知しってて
好すきと言いわずにいられない
自分じぶんがきらい
鏡かがみよ鏡かがみ 今いまうつる
恋こいに落おちて不安ふあんそうな
この子こは一体いったい誰だれなの?
教おしえてよ

冷つめたい水みずで顔かお洗あらう
しずくがいくつも頬ほおを伝つたう
どうでも良よいと思おもってたことが
全部ぜんぶどうでも良よくなくなるのが
少すこし怖こわい

友達ともだちのままでいれば
終おわりは来こないと知しってて
好すきと言いわずにいられない
自分じぶんがきらい
鏡かがみよ鏡かがみ 今いまうつる
恋こいに落おちて不安ふあんそうな
この子こは一体いったい誰だれなの?
教おしえてよ