骨ほねを砕くだき肉にくは踊おどる
次つぎはどなた?血ちが湧わく
胸騒むなさわぎに肌はだは粟立あわだち
さあさ!腕うでが鳴なります
(犬姫いぬひめや)叶かなわぬ夢ゆめは
(忌いむべきは)ただの幻まぼろし
(犬死いぬしか)果はては野晒のざらし 上等じょうとう
いまや、いまから憧あこがれを喰くい破やぶるとき
いざや、いまさら産うまれ交まじわることを知しる
「犬姫いぬひめ」
さあこっからここまで全部頂戴ぜんぶちょうだい!
地獄じごくから天てんを舐なめ上あげ到来とうらい
上うえでも下したでも絡からめば苦くるしゅうない
売うる春冬構はるふゆかまわず規格外きかくがい!
身みを捨すてるなら
浮うかぶ瀬せの先さき
焼やけ野のが原はらに降おり立たち
身みをやつし 心こころむさぼる 激はげしさよ
溢あふるる血ち、唾つば 薄紅うすべにの雪ゆき
さらばへて我わが身み 血潮ちしおに海うみを聞きく
飢うえたる御霊みたまや呑のみ干ほす荒波あらなみ
序じょ・破は・Q・顛末てんまつ、阿修羅あしゅらの如ごとく
我わが名なは犬姫いぬひめ 「この世よの番犬ばんけん」
いまから憧あこがれを喰くい破やぶるとき
いざや、いまさら産うまれ交まじわることを知しる
「犬姫いぬひめ」
最近さいきんは考かんがえるの強つよいって
とてもさみしくてつらいって
だから愉たのしさに縋すがり付つくの
地獄じごくで会あいましょう
犬姫いぬひめ
骨honeをwo砕kudaきki肉nikuはha踊odoるru
次tsugiはどなたhadonata?血chiがga湧waくku
胸騒munasawaぎにgini肌hadaはha粟立awadaちchi
さあさsaasa!腕udeがga鳴naりますrimasu
(犬姫inuhimeやya)叶kanaわぬwanu夢yumeはha
(忌iむべきはmubekiha)ただのtadano幻maboroshi
(犬死inushiかka)果haてはteha野晒nozaraしshi 上等joutou
いまやimaya、いまからimakara憧akogaれをrewo喰kuいi破yabuるときrutoki
いざやizaya、いまさらimasara産uまれmare交majiわることをwarukotowo知shiるru
「犬姫inuhime」
さあこっからここまでsaakokkarakokomade全部頂戴zenbuchoudai!
地獄jigokuからkara天tenをwo舐naめme上aげge到来tourai
上ueでもdemo下shitaでもdemo絡karaめばmeba苦kuruしゅうないsyuunai
売uるru春冬構harufuyukamaわずwazu規格外kikakugai!
身miをwo捨suてるならterunara
浮uかぶkabu瀬seのno先saki
焼yaけke野noがga原haraにni降oりri立taちchi
身miをやつしwoyatsushi 心kokoroむさぼるmusaboru 激hageしさよshisayo
溢afuるるruru血chi、唾tsuba 薄紅usubeniのno雪yuki
さらばへてsarabahete我waがga身mi 血潮chishioにni海umiをwo聞kiくku
飢uえたるetaru御霊mitamaやya呑noみmi干hoすsu荒波aranami
序jo・破ha・Q・顛末tenmatsu、阿修羅asyuraのno如gotoくku
我waがga名naはha犬姫inuhime 「このkono世yoのno番犬banken」
いまからimakara憧akogaれをrewo喰kuいi破yabuるときrutoki
いざやizaya、いまさらimasara産uまれmare交majiわることをwarukotowo知shiるru
「犬姫inuhime」
最近saikinはha考kangaえるのeruno強tsuyoいってitte
とてもさみしくてつらいってtotemosamishikutetsuraitte
だからdakara愉tanoしさにshisani縋sugaりri付tsuくのkuno
地獄jigokuでde会aいましょうimasyou
犬姫inuhime