きっと二人ふたりは近ちかづくほど愛あいが逃にげていく
赤あかい糸何度いとなんども解ほどけて結むすんで
いっそこのまま何処どこか遠とおい遠とおい別べつの場所ばしょ
二人ふたりで行いけたらいいのにね
わびしい街まちのさもしい灯あかり
抜ぬけて君きみの家いえを見みつけた
坂さかの上うえの赤あかい屋根やねの
家いえに君きみは暮くらしているんだね
僕ぼくは想おもう 強つよく願ねがう
変かわらないままの君きみをいつか捕つかまえる
どんな悲かなしい別わかれすら出会であいの前触まえぶれで
仕方しかたがない事こと 容易たやすく言いうけど
そんな悲かなしみ痛いたみ苦くるしみの一ひとつさえも
味あじあわないで済すみゃいいのにね
誰だれかが君きみを嫌きらう理由りゆうで
僕ぼくは君きみが好すきだ いつでも
君きみが嫌きらう君きみが欲ほしい
僕ぼくも僕ぼくを好すきにはなれないな
深ふかい闇やみが包つつむ夜よるは
透すき通とおるような愛あいで僕ぼくを慰なぐさめて
嗚呼ああ 未来みらいは今日きょうも淡々たんたんと
僕ぼくらを泣なかせる事ことばかりだな
燃もゆる君きみの灯ひに縋すがり生いきる
僕ぼくは 僕ぼくは
呪のろいは未いまだ解とけぬままだ
慣なれただけで傷きずも減へってないけどさ
その灯ひがもし消きえそうなら
僕ぼくの全部ぜんぶを燃もやしてくれても構かまわないから
忘わすれないで僕ぼくの中なかで君きみが生いきる事ことを
きっとkitto二人futariはha近chikaづくほどdukuhodo愛aiがga逃niげていくgeteiku
赤akaいi糸何度itonandoもmo解hodoけてkete結musuんでnde
いっそこのままissokonomama何処dokoかka遠tooいi遠tooいi別betsuのno場所basyo
二人futariでde行iけたらいいのにねketaraiinonine
わびしいwabishii街machiのさもしいnosamoshii灯akaりri
抜nuけてkete君kimiのno家ieをwo見miつけたtsuketa
坂sakaのno上ueのno赤akaいi屋根yaneのno
家ieにni君kimiはha暮kuらしているんだねrashiteirundane
僕bokuはha想omoうu 強tsuyoくku願negaうu
変kaわらないままのwaranaimamano君kimiをいつかwoitsuka捕tsukaまえるmaeru
どんなdonna悲kanaしいshii別wakaれすらresura出会deaいのino前触maebuれでrede
仕方shikataがないganai事koto 容易tayasuくku言iうけどukedo
そんなsonna悲kanaしみshimi痛itaみmi苦kuruしみのshimino一hitoつさえもtsusaemo
味ajiあわないでawanaide済suみゃいいのにねmyaiinonine
誰dareかがkaga君kimiをwo嫌kiraうu理由riyuuでde
僕bokuはha君kimiがga好suきだkida いつでもitsudemo
君kimiがga嫌kiraうu君kimiがga欲hoしいshii
僕bokuもmo僕bokuをwo好suきにはなれないなkinihanarenaina
深fukaいi闇yamiがga包tsutsuむmu夜yoruはha
透suきki通tooるようなruyouna愛aiでde僕bokuをwo慰nagusaめてmete
嗚呼aa 未来miraiはha今日kyouもmo淡々tantanとto
僕bokuらをrawo泣naかせるkaseru事kotoばかりだなbakaridana
燃moゆるyuru君kimiのno灯hiにni縋sugaりri生iきるkiru
僕bokuはha 僕bokuはha
呪noroいはiha未imaだda解toけぬままだkenumamada
慣naれただけでretadakede傷kizuもmo減heってないけどさttenaikedosa
そのsono灯hiがもしgamoshi消kiえそうならesounara
僕bokuのno全部zenbuをwo燃moやしてくれてもyashitekuretemo構kamaわないからwanaikara
忘wasuれないでrenaide僕bokuのno中nakaでde君kimiがga生iきるkiru事kotoをwo