妹 歌詞 西方裕之 ふりがな付

妹いもうとよ ふすま一枚いちまい へだてて 今いま
小ちいさな寝息ねいきをたててる 妹いもうとよ
お前まえは夜よるが 夜よるが明あけると 雪ゆきのような
花嫁はなよめ衣裳いしょうを着きるのか

妹いもうとよ お前まえは器量きりょうが悪わるいのだから
俺おれはずいぶん心配しんぱいしていたんだ
あいつは俺おれの友達ともだちだから
たまには三人さんにんで酒さけでも飲のもうや

妹いもうとよ 父ちちが死しに 母ははが死しにお前まえひとり
お前まえひとりだけが 心こころのきがかり
明朝あした お前まえが出でていく前まえに
あの味噌汁みそしるの 作つくり方かたを書かいてゆけ

妹いもうとよ あいつは とってもいい奴やつだから
どんなことがあっても 我慢がまんしなさい
そして どうしても どうしても
どうしてもだめだったら
帰かえっておいで 妹いもうとよ…‥