相席 歌詞 中島みゆき ふりがな付

あいかわらずね この店みせのマスター 客きゃくをちゃんと見みていない
初はじめてここにふらり入はいった雨あめの夜よるも同おなじだった
待まち合あわせかと間違まちがえられて あなたの隣となりに座すわった
あなたは黙だまり 断ことわりもせず 私わたしを見みもせず 立たち去さりもせずに
誰だれかに感謝かんしゃをするのなら あのマスターに言いわなきゃね
2人ふたりが忘わすれてしまっても あのマスターがわかるでしょう

あいかわらずね この店みせのマスター 客きゃくをちゃんと見みていない
2人ふたりでいつも通かよい続つづけた短みじかい日々ひびも同おなじだった
他人たにん同士どうしと間違まちがえられて 離はなれた席せきに座すわった
あなたは笑わらい 知しらぬふりして 彼女かのじょにおごりたいと私わたしを見みた
誰だれかに感謝かんしゃをするのなら あのマスターに言いわなきゃね
2人ふたりが忘わすれてしまっても あのマスターがわかるでしょう

あいかわらずね この店みせのマスター 客きゃくをちゃんと見みていない
つらい話はなしを切きり出だしかねて歩あるき疲つかれたみぞれの夜よる
奥おくの席せきへと気きをきかされて 私わたし1人ひとりだけがうなずいた
あなたは黙だまり 言いい訳わけもせず 凍こごえた背中せなかで きびすを返かえした
誰だれかに感謝かんしゃをするのなら あのマスターに言いわなきゃね
2人ふたりが忘わすれてしまっても あのマスターがわかるでしょう
2人ふたりが忘わすれてしまっても あのマスターがわかるでしょう